薔薇窓の闇 上 (集英社文庫)
薔薇窓の闇 上 (集英社文庫) / 感想・レビュー
まこみん
1900年万国博覧会開催中のパリ。日本贔屓の精神科医ジュリアン・ラゼーグが音奴という若い日本女性を診察、後に保護することに。一方、謎の馬車につきまとわれる気がかりも。ラゼーグはかなりモテ男だが、恋人を5年前に列車事故で亡くして以来独身の身。 市中では若い外国人女性の連続失踪事件も起こる。 この時代の精神科の見立てや病院の様子についてもしっかりと考証表現され、現医師の帚木さんらしい。 読むうちに100年以上前の、発展著しい華やかなパリに時間旅行している気分にもなった。このまま直ぐ下巻ヘ。
2016/09/19
菜穂子
パリ万博の頃の話。精神科の医師、ラグーゼの仕事上、回りでの出来事、どれもミステリアスで下巻が楽しみ。
2018/12/31
jima
1900年の万国博が開催されているパリが舞台。精神科医が主人公。日本人の音奴、馬車でストーカーのようにつけてくる婦人、連続女性失踪事件など。
2019/10/06
momi
大きな進展もなく…ゆっくりと進んでいる作品のようなので、感想は下巻にまとめます!
2014/09/13
mattu
誘拐事件の真相、夫人との今後が気になる。
2020/08/12
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