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旅屋おかえり (集英社文庫)

旅屋おかえり (集英社文庫)

旅屋おかえり (集英社文庫)

作家
原田マハ
出版社
集英社
発売日
2014-09-19
ISBN
9784087452259
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旅屋おかえり (集英社文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

まず北海道民の自分としては、おかえりさんが北海道の礼文出身というのがいいね(*^_^*) 崖っぷちタレントの旅の代行というのも、旅行好きな自分には、ハマってしまった!楽しく面白く読めました!鉄壁社長もいい味でてる!九州男のアルバムをBGMに読めばよかったかな?それとも浜田省吾かなあ(笑)

2015/08/16

主人公のおかえりさんをはじめ、社長や周りの人たち、旅を依頼する人たち、旅先で出会う人たちみんないい人でした。1番好きな登場人物はやっぱり社長かな。旅屋おかえりって素敵な言葉だな。旅から帰ってきて誰かにおかえりって言われるのってとてもあったかくなるなと思いました。私の地元愛媛にもおかえりさんが来てくれていた!出てくる風景が結構知った場所もあったので嬉しかったです。

2021/07/18

Yunemo

良かったです、この感覚。旅屋というジャンルのサービス業、なかなか考えられませんでした。でも、このところ、ぬいぐるみと一緒の旅行とかいろいろ話題にはなってるから、成り立つのかも。それよりも、旅に付随するいろんな出来事、ここで言えば、フォーマルな世間体とほんとの人間らしさ、裸のプライベートな人間とをきちんとつないでくれる手段として、こんなに効果的、有効なものはないのでしょう。しみじみと感じさせてくれました。人間って「叩かれて叩かれて、強く、美しくなる」、この言葉に深く感動。長く人間やっていく上での至極の言葉。

2014/11/09

さてさて

『十代の頃から「移動が好きだ」と公言してやまなかったら、いつのまにか旅することが仕事になっていた』という岡林恵理子。そんな恵理子が『こんにちは。「おかえり」こと、丘えりかです』と、芸名の『丘えりか』をもじった通称『おかえり』として今日も元気にお茶の間に旅番組を届けてくれるこの作品。個性豊かなとても濃い人々に囲まれる『おかえり』。何事にも真摯に向き合い、何事にもひたむきに取り組む『おかえり』の生き方がとても心に響いてくるこの作品。人情味溢れるとてもあったかいその作品世界に、素直にいいなぁと感じた作品でした。

2021/11/07

hit4papa

本作品は、元アイドルにして、今やがげっぷちアラサータレント 丘えりか の奮闘記です。物語は比較的、ユル~い出だしです。著者の作品は、こういうユルさに油断すると、クライマックスで涙腺が崩壊するので要注意。ひょんなことから、旅へ行けない人の代わりに、主人公が旅をする”旅屋”を始めることになります。このくだりは、ぐぐっとアツいものがこみ上げます。ここは道半ばなので、涙腺崩壊は我慢のしどころです。が、ラストは、例えるなら、くしゃみを我慢したら、くしゃみが出なくなってしまったような、もどかしさを感じてしまいました。

2019/09/28

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