フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン (集英社文庫)
フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン (集英社文庫) / 感想・レビュー
SJW
東京バンドワゴンシリーズ第8作目。今回はいつもと違う番外編で、11の短編からなっている。11人の登場人物がそれぞれの視点で今まで語られなかったエピソードや登場人物の関係を披露してくれる。知らなかった、そうなんだというストーリー、ほろりとさせるストーリーがいっぱいで楽しめたのは嬉しい。
2018/12/17
starbro
♡東京バンドワゴンシリーズ完読プロジェクト! https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11307678?sort=book_count&order=desc 第11弾は、第八巻フロム・ミー・トゥ・ユー、珠玉の短編集、オススメは『紺に交われば青くなる』&『愛の花咲くこともある』です!フロム・ミー・トゥ・ユー ♪ https://www.youtube.com/watch?v=3War_USPenY 続いて第九巻オール・ユー・ニード・イズ・ラブへ
2018/09/03
mae.dat
目次から違和感。章タイトルが明らかに多過ぎる。と、思ったら、やはりいつもと趣向が違うのね。これまでの話、あれもこれも詰め込んで、ちょっととっ散らかった感じでしたから(だが、それが良い)。今回は一人一人とか、少人数にフォーカスして、馴れ初めやら前日譚などを丁寧に詳述しているのですね。これは順次読んで来たファンにとっては良いサービスになっておりますよ( ¨̮ )。(ご存じ、無茶苦茶な関係もあるけど)どのエピソードも優しさに包まれて、温かな気持ちになります(*˙˘˙)♡。
2022/03/24
takaC
リアルタイムにシリーズを追えていない今日この頃を反省して挽回するきっかけにと番外編なここに立ち返ってみた。しかし挽回できるかまだ自信なし。
2017/07/16
へくとぱすかる
シリーズの登場人物11人それぞれが語り手となって、「過去」を物語る。いわば知られざる堀田家のエピソード。いやスピンオフと言うべきか。本線の話では語られなかっただけに、それぞれの人生の深い部分を、少しだけのぞかせてもらったような雰囲気。いつもの話が人々の集まる「家」なら、この本は、その家を吹き抜ける「風」のような感じ。ちょうど風のうわさを聴いているような。さて、ここでは勘一と我南人は語り手をつとめない。なんと言っても、この堀田家のサーガで中心人物になる二人。語られることはあっても、語ることはしないのですね。
2020/12/14
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