鱈目講師の恋と呪殺。 桜子准教授の考察 (集英社文庫)
鱈目講師の恋と呪殺。 桜子准教授の考察 (集英社文庫) / 感想・レビュー
うまる
【縛り本:桜2】続編。続けて読んだので、ノリや語り口なんかがわかっていて入り込みやすかったです。前作より猟奇的な事件ですが、実際にありえそうな話なのが面白いです。大学デビューを逃した人の闇が良く分かります。最初で躓くと、その後の大学生活どころか、就活や社会人生活にも影響すると言っても過言ではない。大学前の人には、ある意味ホラーな話かもしれないですね。わたしは犯人よりも太田君の方がキライ。さすがに酷いので除籍かと思ったけど、みんな優しいんだなぁ。
2023/04/15
coco夏ko10角
第2弾。「呪」「殺」の落書き、猫の死体、そして女子学生の死体が…。犯人の心情怖いなぁ。
2020/12/23
外道皇帝
シリーズ2作目。呪と殺と書かれた張り紙が大学の麓周辺からだんだんと大学近辺へ近づき、ついには大学正門で女子学生が刺殺された。ぼっちの被害妄想とストーカーまがいの考えが交錯して前作よりも面白い。桜子准教授のゼミの学生たちもそれぞれキャラがしっかりと描かれていて生き生きとした大学生活が感じられていいです。
2015/11/02
六花
大学の周りで「呪」と「殺」の落書きが書かれ、正門前で猫が殺され、ついには女子学生の刺殺死体が発見される。アラフォーの大学准教授・桜子&ゼミの学生達は、殺された女子学生と講師がつき合っていたという噂の真相を調べ始める。これはキャラミステリなんだなぁ。トリック云々よりも犯人が犯行に至るまでの精神状態を推測するミステリなんだなぁ。と、分かったら少し楽しくなった。でもやっぱり読みづらかった…(´-ω-`)
2016/11/04
kei
怖っ!前の田崎教授と比べると表現(殺され方とか)がグロい。犯人はあぁ、なるほどと思うストーカー気質の被害妄想が強くプライドの固まりのアイツだった。ひたすら受け身な癖に傷ついて他人を殺傷するとかマジで辞めて欲しい。
2020/12/07
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