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相棒に気をつけろ (集英社文庫)

相棒に気をつけろ (集英社文庫)

相棒に気をつけろ (集英社文庫)

作家
逢坂剛
出版社
集英社
発売日
2015-09-18
ISBN
9784087453591
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相棒に気をつけろ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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紫陽花

世間師の男と四面堂遥により繰り広げられる古典的な詐欺の物語。「いそがしい世間師」、「痩せる女」、「弦の嘆き」、「八里の寝床」、「弔いはおれがする」の5つの話で構成されています。オレオレ詐欺などが社会問題となっている今、詐欺を肯定するわけではないですが、面白い内容となっています。私が特に気を引かれたのはふたつ目の話です。日本酒談義が続き、話に引き込まれていきました。MOZUのように硬い話のイメージの逢坂さん。こういった柔らかい小説もあるんですね。

2022/12/22

nemuro

書き下ろしコン・ゲーム小説『猿蟹』(鯨統一郎)を読み終え、ちょっとずつ読み進める私にはやっぱり連作短編集が合うなぁと痛感しての本書。読メ登録後の文庫版(2017年3月と2018年3月読了)の前に単行本でも読んでいて(ふらっと故郷に帰省するような感覚で)6度目くらい。思えば、多作な御大・逢坂剛にも関わらず本<世間師>シリーズと<御茶ノ水署>シリーズのユーモアコンビものばかり繰り返し。食わせ者・四面堂遥とコンビを組んだ世間師の男。名前の数は仕事の数。<名無し男>が語る一人称小説。これぞコン・ゲーム小説を実感。

2024/06/13

nemuro

単行本でも読んでいて、おそらく読了は4度目くらい。「百舌シリーズ」のように、こちらもテレビドラマ化してくれると、かなり嬉しいのですが。

2017/03/14

nyanlay

あのMOZUの原作者の作品だったんですね~。って言ってもMOZUを見てなかったのですけど。世間師と言って、まぁ詐欺師みたいな主人公。だけど相棒役の女性の方が主人公みたいな感じ。深く考えずにサクサク読める一冊でした。

2015/11/23

nemuro

おそらくは単行本での読了も含めて5、6度目の読了。<世間師シリーズ>第1弾の本書と続編の『相棒に手を出すな』の2冊は、ちょっと故郷に帰省するかのような感覚で、繰り返して読んでいる。思えば多作の御大・逢坂剛。にも関わらず、私が頻繁に読んでいるのは、本シリーズと<御茶ノ水署シリーズ>。ユーモアなコンビものばかりだった。

2018/03/03

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