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回廊封鎖 (集英社文庫)

回廊封鎖 (集英社文庫)

回廊封鎖 (集英社文庫)

作家
佐々木譲
出版社
集英社
発売日
2015-10-20
ISBN
9784087453676
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回廊封鎖 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

消費者金融に人生を狂わされた者達の復讐譚。結末は切ないけれど、重原達の側にたって読了。紅鶴=武◎◎に脳内変換。

2016/07/20

ロッシーニ@めざせ正社員

消費者金融に人生を破壊された弱者の復讐劇。復讐を果たしてスカッとする結末かと思ったけど、なんとも後味がよろしくないです。面白かったけど、そこが少し残念です。

2015/11/13

James Hayashi

サラ金業者に恨みを持つ人々が復讐を試みる。復讐者とサラ金業者と警察の視点からストーリーは進むが、初っぱなに意味ありげな殺人があり、警察の捜査などから警察小説かと思ったので、すぐに犯人と犯行動機が判明し、意外性がなかった。後半の復讐劇はスピーディであり著者らしくて良かったが、「地層捜査」「人質」と同じようにイマイチ。著者ならもっと良いもんが書けるはず。

2016/07/21

ツバメマン★こち亀読破中

祝500冊目~!悪徳消費者金融会社の元社員が連続して殺害される。犯人たちの最後のターゲットは社長一族の元専務の男。舞台は六本木の映画祭。状況からその事実に気付いた刑事・久保田は上司の理解のないまま操作に乗り出す…。犯人、刑事、犯人のターゲットと視点が目まぐるしく変わるスピーディーな展開に引き込まれ、いつの間にか犯人側に感情移入してしまっています!オススメ!

2018/07/08

shiozy

スピード感あふれるサスペンスである。サラ金・多重債務・自己破産・夜逃げ・ホームレスという転落のスパイラルに陥った人々が、チームを組んで復讐する。従来の復讐譚は一匹狼、というのが通り相場だったが、本書は「弱者チーム」の報復という点で画期的である。偽装解散して個人財産を何千億円と溜め込む消費者金融の元経営者に、果敢に挑む弱者集団。それは殺人集団でもあるのだが、なぜか応援したくなる自分が居る。天網恢恢粗にして漏らすなよ、と声援を贈るのだ。最後は、全員討ち死にするのだが、その最期たるや天晴れである。

2015/11/19

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