ラブコメの法則 (集英社文庫)
ラブコメの法則 (集英社文庫) / 感想・レビュー
りゅう☆
方言が気になったり、遠回しな言い方が多くて読みにくさを感じたけど読み終わってみると楽しい時間だったと思う。独身30歳、見た目はパッとしない、マイナス思考でグダグダとしつこい金ナシ映画コラムニスト、美人揃いの3人の叔母や従姉妹達に囲まれて育った杜夫。彼が恋したのはバツイチ子持ちのまち子。杜夫語りで心の声が素直過ぎて、美人叔母にボロクソに扱われてもそれが当たり前で、でも男だったらこういう環境もいいかも?と思ったり、甥っ子への可愛がり様が微笑ましい。しかし藤丸のサーモカメラは自分に害がないからこそ笑えるけどね。
2017/04/08
扉のこちら側
2016年577冊め。話に全くついていけず、読了しても「どういう話だったっけ?」と内容を思い出せない。美人な叔母やいとこ達が出てきて、映画のうんちくが盛りだくさんで、男と女の駆け引きで、それで結局なんだったんだか。場面転換も唐突で、登場人物の語り口も個性的と言えばいいのかなんなのか。新人作家のデビュー作かと思いきや、直木賞等々の文学賞をいくつも受賞されている。私には合わなかったということか。
2016/07/19
おかむー
何の気なしに手に取ってみた直木賞作家の作品は、タイトルどおりにいかにもなラブコメ。ただ物語も登場人物もゴタついた感じで、ちょっとばかり雑なフジ火曜9時枠のドラマといった感触かな。『もうすこしです』。強烈な女傑に囲まれた映画評論家の主人公・杜夫は花沢健吾か新井秀樹の描くヘタレ主人公のビジュアルがぴったりですな。ニューシネマ系など“通”な映画好きの知識が前提になっていることも俺にはしっくりこなかった理由のひとつかも。男が主人公の作品だけれど、実は女性が読んだほうが共感できるところはあるかも。
2016/03/20
ichi-papa
東山彰良さん初読み。こんなにくだけた文章を書かれる方だったんですね~。いや~、とってもおもしろかった。ダメダメな青年の成長譚といった趣のお話ですが、登場人物のキャラがいちいち濃い(笑)。みなさんとっても魅力的でした。
2017/03/19
ピロ麻呂
直木賞受賞作家の作品だからと期待して読み始めたんだけど、残念(>_<)途中で断念しました。僕には合いません。ごめんなさい(T_T)
2016/07/15
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