夜空の下で (集英社文庫)
夜空の下で (集英社文庫) / 感想・レビュー
馨
全部のエピソードが繋がっていて、楽しめました。久しぶりに、夜空を見上げてみたくなりました。プラネタリウムにも行きたくなりました。星や宇宙を思うと自分の人生って本当に短いし、自分の存在もかなりちっぽけで、宇宙から見たら悩んだり辛かったり疲れたりしていることなんて見えないぐらいなんだろうなぁ。
2016/05/08
扉のこちら側
2016年594冊目。夜空にまつわる益田氏の漫画と、天文台の学芸員・安藤和真氏のエッセイによるコラボ本。母親が子どもに「逃げるときは振り返らなくていいの」と教える。少年は大人になり、仕事を辞めることを悩んだ時にその言葉を思い出す。別の惑星の重力によって軌道からはじき飛ばされた浮遊惑星に絡めた話。ふわふわと自由な惑星は、今夜も我々の頭上にあるのだろうか。(続)
2016/07/25
chimako
ミリさんのマンガと宇宙館にお勤めの安藤和馬さんのコラムで出来上がった1冊。すごく楽しかった。ミリさんのマンガにはホノボノとウルウルが、安藤さんのコラムには″なるほどなぁ″が詰まっていました。お母さんの七回忌に姉妹でオーロラを見に行くお話が好き。お母さんの願いを叶えるために***安藤さんのコラムは知らないことばかり。ウルトラマンのM78星雲のMはメシエカタログのM。78は登録番号なんですって!宇宙のカタログがあるのにもビックリ。そう言えば今夜はこと座流星群とミニマムーン。夜空を見上げてみましょうか。
2016/04/22
zero1
【逃げる時は振り返らない!】会社を辞めようか迷っているなら読むべし!漫画と安藤和真による天文コラムのコラボ。誕生日は「わたし」をプレゼントした日!これは名言だ。星はどこで生まれる?星の命名権は?竜馬の写真を撮影した上野彦馬が金星の太陽面通過観測に関わっていた人とは!虹やオーロラ、地球の寿命の話も胸に響く。種子島でのロケット打ち上げを解説者付きで見られるのは贅沢!殺伐とした作品を続けて読むと、こうした本がオアシスに感じる。
2019/03/07
AKIKO-WILL
【ナツイチ 2016】宇宙についての益田ミリさんのコミックと安藤さんのコラム!宇宙に匂いがある?それはどんな匂い?甘いの酸っぱいの?おりひめとひこぼしで安藤さんのコラムが印象的!「地球には70億人の人がいて、その人達に全員会おうとすると、たとえ1秒に1人ずつであっても、約200年かかる」そう思うと今までに会った人やこれから出会う人は奇跡なんだと感じる。素敵な事です。意味のない出会いなんてないんだと思いますね。地球の寿命もきになる。いつまで人間が地球に住めるのか?それは太陽次第だと。色々興味深かった!
2016/07/10
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