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小説版 スキャナー 記憶のカケラをよむ男 (集英社文庫)

小説版 スキャナー 記憶のカケラをよむ男 (集英社文庫)

小説版 スキャナー 記憶のカケラをよむ男 (集英社文庫)

作家
古沢良太
出版社
集英社
発売日
2016-03-18
ISBN
9784087454284
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小説版 スキャナー 記憶のカケラをよむ男 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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瀧ながれ

「YOU」のもんでんあきこによるコミカライズ がおもしろくて、おまけに主役コンビの暗いほうが野村萬斎ばかなほうが宮迫博之ということで、俄然楽しみになった映画の、脚本家当人によるノベライズ。触れた物から持ち主の記憶を読み取るとか、迷走して仕事を干された芸人とか、犯人は実は!とか、パーツパーツは目新しくないんだけど、うまく組み合わせると鮮やかな化学変化を起こす好例。犯人も切ないけどそれ以上に、スキャナー(萬斎さん)の素直さと苦しさとそこから立ち上がる力に、泣けてしかたなかった。いいトシなのにピュアすぎるよ。

2016/03/19

ふわりん

さすがに映画が元になってるだけあって、まぁポンポンと展開が早くあっという間に読み終えた。小説としての愉しみ方はできなかったけど内容は面白かった。映画のキャストは仙石を野村萬斎丸山を宮迫博之だそうだけど、先に本を読んだらイメージがちょっと違うなぁ。二人とも強烈な性格の人物を演じるには普通の人過ぎる気がする。で、内容だけど、展開が早いだけじゃなくストーリーもころころ犯人像が変わり過ぎ、やっぱり映画のノベライズはそれだけのものか。調べたら今映画は上映中なんだけど、観に行きたいってほどでもないかなぁ。

2016/05/21

まり

犯人がちょっと悲しい感じでしたね。記憶と思念は確かに違いますね。

2016/05/03

うろん

不思議な魅力に満ちた本です。主人公の2人にはまったく共感できない。犯人は、まさかの…。理由は悲しい。被害者の雪絵と仙石の密かな繋がりが、この悲しい事件を解決に導いたのだろう。ラスト、2人が好きになっている自分がいた。映画が公開されるそうですが、あて書きをされたのかと思うほど、仙石:野村萬斎、丸山:宮迫博之のお二人はイメージぴったりです。監修が金子修介さんということは、調布ヶ丘警察署は調布のこと?音大付属はあの学校?星蹊はあの大学のもじり?

2016/04/25

あつやきたまご

仙石の持つ「物に宿る想いを読み取れる」能力は設定が面白いと思いました。登場人物も好感が持てて暖かい気持ちで読むことができました。ミステリーとしてもよく出来ていて、驚かされました。

2016/12/03

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