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ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)

ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)

ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫)

作家
瀬川貴次
出版社
集英社
発売日
2016-09-16
ISBN
9784087454963
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ばけもの好む中将 五 冬の牡丹燈籠 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

5巻目は、前巻からの続きのような感じでひとごろしの場面を見た中将が気うつになってしまいばけもの探しに行かなくなってしまいます。それを若い相方が何とかしようとします。また東宮が十二番目の姉を気に入ってしまい手紙を出したりします。そこに宮廷内の陰謀がかかわったりします。今回はあまり怪異について出てこないのが残念です。

2021/03/02

ぽんすけ

今回はドタバタ三角関係の始まりの巻と認識。真白の性格好きだな~^^いい子だし、春若君と将来的に結ばれることがあるとしたら、姑はアレだけどいい夫婦になりそうなんだけどな。だけど如何せん春若君がまだ子供すぎて(なんてったって伊勢物語参考にして膝枕で耳かきですからw)真白が十の姉君に心奪われるのわかる。しかもあの決め台詞でしょ。イチコロですよ。春若君がんばれ!そして作中で突然突っ込まれる世紀末ネタ、私は筋骨たくましい兄弟の内の長男が好きだったのに、兄からジャギの消しゴムもらって「心底いらんわー!」となりました。

2023/11/13

papako

シリーズ伍。ちょっとドキドキした!右大臣の後継者。それがどんな闇なんだろう。宣能は思い悩み悪夢を見る。そんな彼をまっすぐに助ける宗孝。彼の純粋さに周りが助けられてる。春若は真白の君を落とせるか?十の姉がライバルとは。ちょっとしんみりしたな。しかし、耳掃除とは。。。

2018/11/03

そうび

「駄目だ、このひとは。宗孝は本気でそう思った。」 冬です。宗孝がイヤイヤながら企画した思い出の魔所めぐりから、宣能さまと父親の確執、その心の闇が語られる。冬の怪談牡丹燈籠、目に隈を浮かべる狸っぽい宗孝、初草所縁の女の屏風、十二の君呪詛騒動、AKUTAGAWA。春若君と真白の君とあの方の三角関係には爆笑せざるを得ない、結局宣能さまは生来の面白がりなんだな。

2016/11/23

もも

シリーズ5巻目。真白に恋をした東宮こと春若。どうなるかなと気になっていた続編でした。一生懸命なのは一途だし健気だなあと思ってたけど、指南を頼む人間違ってるよ、春若…。斜め上に進む春若と、なんだかんだで対応してる真白とは意外とお似合いのような気もする。そうすると宗孝の悩みはつきませんね。頑張れ、宗孝(笑)。右大臣家の内部の事も少しずつ明らかに。純粋に宣能と初草の君を心配する宗孝は怪異探しに奔走。良い人だなあ、本当に。右大臣は一体何を隠し何を考えているのだろう。次巻も楽しみです。

2016/11/17

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