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小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏 (集英社文庫)

小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏 (集英社文庫)

小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏 (集英社文庫)

作家
小林信彦
萩本欽一
出版社
集英社
発売日
2017-01-20
ISBN
9784087455366
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小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ホークス

欽ちゃんと小林氏の対談本。テレビ・映画・舞台の戦後を実に楽しそうに、遠慮なく、しかし愛をもってしゃべり倒す。50代の自分には、記憶のパズルがパチンと嵌る感覚だった。若き日のコント55号の面白さを二人が違う目線で解き明かす。クレイジーキャッツの話も読み応えがある。無責任一代男の「こつこつやるやつぁ〜ご苦労さん」の詞は大好き。ネタは谷啓と植木等が作ってたのか。伴淳三郎や渥美清他のコメディアン達も、本当はどんな人だったかが分かって嬉しい。何よりお二人の互いを認め合う関係が素敵でじんときた。とにかく楽しい昔話の本

2017/04/20

阿部義彦

えー、こんな本2014年に単行本として出てたんだ?知りませんでした。笑いの見巧者、小林信彦さんとコント55号で一世を風靡した、萩本欽一さんとの対談です。クレイジーと渥美清さんが圧倒的に読む価値が有りました。薄いけど内容は濃いです。脚注もあって大変親切。若い人にこそ呼んでもらいたいです。

2017/01/31

浅香山三郎

本書に登場する喜劇人たちは、すでに小林信彦さんの著者ではお馴染みの人々ではあるものの、萩本さんとの対談で、「テレビの黄金時代」の空気感がわかる様に思ふ。 移動中に軽く読めるのが、ありがたい。

2017/05/27

Gen Kato

後半は萩本欽一があえて「無知な」聞き役にまわって小林信彦の知識を引き出す感じ。55号や「欽ちゃん」の突っ込んだ裏話をもっと読みたかった気もする。小林信彦ビギナーにはいいのかも。

2019/02/20

やいとや

萩本欽一について、小林信彦は日劇でのファンの熱気の凄さ(熱気で歯が乾いた)を度々書いているが、「日本の喜劇人」にギリギリ書かれているくらいで、あまり書いていない。けど、何かで鬱屈した性格であることを書いていた。「金魚鉢の囚人」や「怪物が目覚めた夜」には、その鬱屈した萩本欽一がいくぶん投影されているような気がしている。

2017/12/26

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