暗夜鬼譚 遊行天女 (集英社文庫)
暗夜鬼譚 遊行天女 (集英社文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
シリーズ2作目で、私にとっては1巻目がかなり興味深く読むことができたので続けて読んでいこうと思っています。今回は日照りが続く中で宮中で雨乞いの対決が行われます。ところが妖怪らしきものが出てきてそれが冥府から逃げ出した魂と関係してきます。前回も出た冥府の馬頭鬼の「あおえ」が再度登場し楽しませてくれます。コミックを見ているみたいな感じを与えてくれます。
2023/12/05
papako
シリーズ2巻。短くてすぐ読める。いまいち登場人物たちの魅力がないのが残念。そんな中であおえはやはりいいなぁ。ばけもの好む中将がいたら喜ぶんだろうな。
2018/11/28
アン
シリーズ② 皇子の呪詛騒動が落ちついた平安京。今度は日照りが続き、陰陽寮と僧侶による雨乞いの祈祷合戦。後宮の女御たちの推薦もあっての陰陽師と僧侶なので、雨乞い祈祷の裏に女の戦いも垣間見えて緊張感漂う。一条と夏樹のコンビは今回も大活躍でした。呪詛や女のドロドロした感情で重苦しい感じになるところ、今回も馬頭鬼のあおえの登場で笑いました。女装して馬づらの大女が出来上がったり、あおえの言動も楽しい。夏樹が怒るのがわかってても言う事聞かないし(笑)夏樹、一条、あおえの三人の組み合わせ良いです!続きも楽しみです。
2018/06/07
momi
シリーズ第二弾!ますます楽しくなってきました。おおっ〜怖っ。華やかな後宮も裏では女同士の醜い争いが絶えません!!地獄より逃げ出した魂を追いかけてきた鬼の「あおえ」そして…今回の物の怪は…日照り神!?鬼なのに怖がりな「あおえ」に笑ってしまいます!斬れぬものはないと言われている母の形見の太刀をもつ少年武官と陰陽師見習いが今回も怪異に挑むお話でした。
2018/05/11
ゆう
読んだ本登録1400冊目。シリーズ2作目。夏樹と一条コンビは今回もいい感じ。相変わらず私の想像力では二人の美男さはうまく描けない…残念。今回はあおえの活躍?が目立つ。別の意味でも目立ってるけど。あれは確かに面長馬頭の大女になっちゃうよね。それにしても夏樹の女性面でも男性面でもこの恋アンテナの弱さ(笑)鈍感力は感心するほどだわ。1作目から2作目が出るまではちょっと間が長かったけど、次巻はもう少し早めに出してくれると嬉しいなぁ。
2017/06/21
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