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グラニテ (集英社文庫)

グラニテ (集英社文庫)

グラニテ (集英社文庫)

作家
永井するみ
出版社
集英社
発売日
2018-02-20
ISBN
9784087457049
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グラニテ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

万里の焦りは同じ女(しかも若くない)だもの、よくわかる。年下の彼との距離感も、痛いほどわかる。しかし徹頭徹尾、イヤな女でしたなぁ。おとなしげに見えて、実は他人を支配したがる、周囲を丸め込む、こういうことをスルッとやっちゃう女いるのよ。本人はカフェの女性経営者、恋人はひと回り以上年下の売れっ子映画監督、彼女を崇拝する既婚の彼は交響楽団の常任指揮者…という鼻白む設定(笑)ながらも、読みやすさにつられて読了。

2018/04/28

アッシュ姉

母親の恋人を好きになってしまう娘。娘の若さを妬む母、母親の女の部分を蔑む娘。母娘が女であることを剥き出しに意識し合う様子が何ともムズムズする。理解に苦しむ。シュシュの件は許せん。ありえない。自分本位な親子に怒りを覚えつつ、するする読まされたのは流石するみさん。

2021/04/08

カブ

10年前に夫を亡くしたカフェ経営者、万理42歳は、17歳の娘唯香と二人暮し。未亡人となっても年下の恋人がいたり、相談に乗ってくれる夫の友人など、女所帯でもそれなりに優雅に暮らしている感じ。娘に女を感じ、焦って嫉妬する万理がときには滑稽でさえある。仕事と恋愛を切り離すことができずに、だんだん嫌な女になっていくのだが、女は幾つになっても女なのだと実感した。

2018/05/06

との@恥をかいて気分すっきり。

永井するみさんの作品は初めてでした。もうご存命ではないと知り、大変残念な気持ちです。うちの娘も17歳。まだまだ普段は甘ったれなのに、いつの間にか大人になったのかとびっくりするような場面が増え、重ねながら読みました。

2018/03/28

KAN

久々の永井するみさん。何故か読んでしまう。子離れ、親離れ。いつか来るんだなあ。 楽しめました。

2019/08/19

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