日付変更線 上 (集英社文庫)
日付変更線 上 (集英社文庫) / 感想・レビュー
げんまん
最初、少し読みにくい文章だと感じたが、難解な訳でもなく、読み進めるうち、読み応えのある文章だと気がついた。テーマも興味深く、下巻が楽しみです。
2018/09/28
スターリーナイト
2022-53
2022/07/08
あっきー
ハワイと恋愛それに戦史が3世代の時間軸で絡み合い、舞台も作者お得意の日仏に米伊と4カ国に跨り、たいへん読み応えがあったのだが、終盤、物語の布石回収に宗教が出てきたのはどうかなぁ、蛇足感。それより部隊の描写を広げるほうがすっきりと良い作品だなあと思えたのかもしれない。
2020/02/01
tm.
「昨日から明日へ、過去から未来へと、私は強い意志で日付を変更しなければならなかった」
2021/04/29
Tom
飛行機が日付変更線を行き来するように、物語は自在に「明日」と「昨日」を往来する。多様なバックグラウンドを持つ日系人たちの語りは、ばらばらでいるように見えて、実は強固な結びつきがあって、その結び目は「大いなる自然の力」である。読者もその力にのみ込まれ、ただうまく泳いでいくしかない。下巻はいかに。
2018/08/06
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