日付変更線 下 (集英社文庫)
日付変更線 下 (集英社文庫) / 感想・レビュー
げんまん
徐々に明らかになっていく登場人物どうしの関わりが、濃密すぎる感じが残ったかなぁ。もう少し442部隊の話を掘り下げた方が良かったかな?
2018/09/30
Tom
日系2世たちがたどった過去が、現在を生きる主人公たちの物語へと見事に収斂していく。それは戦争の悲惨さであり、生の耐え難さであるが、この試練を乗り越えた果てに待っているものは・・・。ページターナーでありながら、知の悦びを感じさせる手技は、ダン・ブラウンの小説のようだ。
2018/08/12
tm.
「永遠の時差を乗り越え、この日付を越えて、私の明日を今日生きる君たちに手渡したい、あらゆる昨日の記憶とともに・・・」89歳の人生を1日に例えた老人の台詞。最後は自分の人生、幸福だったと思って締めくくりたい。
2021/04/29
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