ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン (集英社文庫)
ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン (集英社文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
ついに秋実さん登場!我南人と秋実さんの馴れ初めが…。これで堀田家のルーツがすべて埋め込まれたかな。勘一は、既にこの頃から、からから笑ってたのか。そして、まだ変な食べ方してなさそうだ(笑)それにしても堀田家は愛に満ちあふれてるねえ。我南人でなくても言いたくなるわ。LOVEだねえ。
2019/06/10
KAZOO
シリーズ三作目の番外編で、主人公の息子のバンドをやっていた人物とその奥さんとなる当時は高校三年生の女の子とのなれそめです。埼玉の親のいない施設で育ったその女の子と友人であった今はアイドルとなっている女の子との友情がもとにありマスコミを巻き込む事件とあります。○○プロと××興行に所属するアイドルたちが最後はどうなるかのお楽しみです。主人公の家族全体を巻き込んでの話で作者は上手なはなしの持って行き方をしてくれます。
2023/02/02
SJW
このシリーズ第12弾の「ラブ・ミー・テンダー」は番外編で我南人とその妻、秋実さんとの出会いのストーリー。いつも我南人の母「サチ」が幽霊となって語っているが、今回は生きていて語っているのでいつもと違う感じ。秋実さんはいつもの話では亡くなっていて過去の人として名前しか聞かないが、我南人との出会いが詳しく書かれているので興味深かった。また食事の時の面子や様子も現代とは違っていて新鮮に感じた。
2019/11/10
寂しがり屋の狼さん
昭和40年代、人気ロックバンドLOVE TIMERのボーカル我南人は、物騒な男達に絡まれて怪我をした女子高生を助ける。今は亡き最愛の妻『秋実』と『我南人』の出会いの秘話を明かす番外編!(◕ᴗ◕✿)エピローグでの秋実と藍子との会話が可愛いです💕次作へGo!
2022/10/14
カメ吉
シリーズ12弾にして我南人と亡き妻・秋実の出逢いが描かれた番外編で通常のシリーズとは登場人物も時代設定も当然違ってまして違和感はあるけど面白かったです。安定の人情と愛が溢れる内容。『東京バンドワゴン』に集まる人達のふれ合いと繋がりはこの時代から現在まで変わらず引き継がれてんだな~って実感。今回も読後は心がポッカポカです。今まで深く語られなかった秋実さんの生い立ちや出逢いが知れて感動で涙・涙…。秋実さんとサチさんの女同士(後の嫁姑)の関係がスゴく心地良い。素敵な面々達も。 シリーズで一番の感動でした。
2019/05/02
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