消費セラピー (集英社文庫(日本))
消費セラピー (集英社文庫(日本)) / 感想・レビュー
ケイ
2003年10月より2005年10月。買い物でいかに幸せになれるかを、毎月幸せ度をハーブティー、不幸せ度を煮え湯のカップ数で表している。各月の大きな出来事が添えられているので、この頃かとイメージしやすい。すべて自腹のようで、マンションまで購入されていたのには驚いた。微妙に風刺も効いていて、著者のセンスに感心する。表紙の写真は、結婚セラピーと称して、紀宮さまの結婚式の日に帝国ホテルに宿をとり、真似たルックをして、皇室ファンのオバサマ方と宮家の乗った車に手をふったり、写真を撮ったもの。微妙に似てていいな。
2014/02/20
GAKU
自腹で買った2年間のお買い物記録を綴ったエッセイ。一番高価な物はマンションでしたが、それ以外はほとんどしょうもない物ばかりで結構笑えた。ちょうど紀宮さまご成婚の頃に書かれた物なので、表紙と巻末の紀宮さま風のコスプレ写真が妙に似ていて、特に可笑しかった。これだけでも見る価値あり(笑)
2023/10/13
そら
猫を飼ってないのに野良猫と遊ぶために猫のおもちゃを買ったり、ロングヘア―のかつらとか、東大の英語の教科書とか、神棚工作セットとか。。そんなの買ってどうするの?って物を買って試して結果を報告。だいたいにオチがある。ちょっとズレてる好奇心。人生楽しそうだな〰。でも結婚セラピーはヤバい。引いたわ。。
2017/02/02
アコ
あちらこちらでコラムを拝読しつつも本を手に取るのは初。宇宙人図鑑や5本指ソックスという手元にあればまだ役立ちそうなものからロン毛カツラに神棚工作セット…うん、確実にいらない。購入した辛酸さんもそんなかんじ。でもその“どうしようもなさ”が愛おしいのはなんだろう?んーこの冷静で鋭い観察眼から成る自虐は癖になりそう。紀宮清子内親王(当時)の大ファンがゆえの結婚式を帝国ホテルまで追っかける『結婚セラピー』の章が本領発揮!というかんじでおもしろかった。(表紙はそのときの装いだそうって少し似ているような…)
2015/09/25
シグマ
最初なぜか拒否反応がありましたが段々病みつきに。恐ろしい人ですこの作者。どんな水でも飲めるようになるストローって結局衛生的に問題あるんじゃ・・・?次は是非、サーヤセラピーお待ちしております。
2016/07/24
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