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白の月 (集英社文庫)

白の月 (集英社文庫)

白の月 (集英社文庫)

作家
谷村志穂
出版社
集英社
発売日
2007-01-19
ISBN
9784087461169
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白の月 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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mazda

1つ1つの話が光っている、8つの短編集。「鳩の血」は、文字通り血は争えないな、と思わせる作品。「卵色の愛」も、当事者じゃないときっと理解できないんだろうな…。他にも粒ぞろいの作品ばかりなので、おススメの1冊です。

2014/04/02

James Hayashi

短編集。昨日読んだ「雪になる」の方が個人的には好み。こちらはそれ程エロくない。サビ抜きのスシのようで締まりが悪い。女性が読むと違った心境を思うのかもしれない。

2019/05/08

ayacooo

初谷村さん。ご自身がブログで言及されていたので。結婚から出産、子育てのステージで様々な悩みを抱える女性たちの短編集。一見、不倫とか浮気とかが題材なのかと思ったが、女性たちの不安や戸惑いや、こういう気持ちってきっと誰でも抱えていることがあって、自分も将来同じようなことで悩んだり迷ったりするんじゃないかと感じて、とても沁みた。結婚も出産も、車の運転と同じくらいみんなしてることなのに、なぜこんなにも悩ましいのか。難しいのか。でもみんなそういうことを抱えながら生きているんだなと思えて救われる気分になった。

2017/04/05

チェス

なかなか考えさせられるなぁ。図書館本。

2019/03/20

『冬瓜色』が好きです。妊娠や出産についての細かな情緒は想像しきれないものがありましたが、男女の共同生活がいかに難しいのかが感じられます。破綻させないで続けられるというのは奇跡に近いのだなと。人は飽きるし感受性の溝は埋まることがない。子どもはそんな夫婦にとって慰めとなる存在なのかもしれないと思いました。

2014/09/03

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