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1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

作家
石田衣良
出版社
集英社
発売日
2007-05-18
ISBN
9784087461565
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1ポンドの悲しみ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

石田衣良さんの作品を読むのは3作目。読メ登録前に読んだことあるのですが先日、違う石田衣良さんの作品を読み、久々にこちらの作品も読みたくなりました♪30代の恋愛がテーマ。恋する10人の女性の恋愛短編集♡短編集って昔に読んだものは詳しく覚えてないこともありますがこちらの作品は印象に残ってました!「十一月のつぼみ」は切なくて当時から好きで「1ポンドの悲しみ」は少し大胆ですが気持ちもよくわかります♡他にも「ふたりの名前」「声を探しに」「デートは本屋で」も良かったです♪爽やかでキュンとくる大人の素敵な恋愛小説♡

2015/11/15

mura_ユル活動

人生の覚悟を決めた男女の短編集。最後の『スターティング・オーバー』等の含みテーマ「幸せは身近」かな。続→

2022/01/30

じいじ

 いっとき、夢中で読んだ石田衣良のほんのり甘めの恋愛小説。とりわけ、彼の女の描写(女の観察眼)は好きである。フェミニスト石田(小生の独断)の人柄を感じさせる本心だろうと思っている。さて、本作は30代のミス、ミセスの恋心を描いた10短篇集。心に刺さった棘(悩み)を男の石田が巧く描いています。切ない別れが待つ、赦されない大人の恋。二人の仲をペットがとりもつ心温まる話…など、愉しく読んだ。結びに辛口をひと言。しっくり馴染めない話も混じった玉石混淆の一冊だった。(あくまでも、私個人の感想なので、念の為)

2017/10/27

優希

面白かったです。30代女性の恋愛を描いた短編集。ライフスタイルが出来上がっているような年齢の恋は「好き」というだけでは片付けられないものがあるように思いました。そこそこ人生経験も重ねていて、譲れないことだってある。それでいながら求めているのは日常に落ちているような些細な恋というのも、迷い傷つきながら恋をする女性ならではなんでしょうね。劇的な展開はないけれど、切なくて心地よい作品でした。

2016/05/08

モルク

30代の恋愛をテーマにした短編集。決して劇的な話ではないが、日常の延長線上にある恋愛を描く。同棲カップルが猫を飼う「ふたりの名前」本と男が好きな主人公の「デートは本屋で」と、年の離れた夫婦の「秋の終わりの二週間」が好き。気楽にサクサク読める一冊。

2019/10/16

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