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君に舞い降りる白 (集英社文庫)

君に舞い降りる白 (集英社文庫)

君に舞い降りる白 (集英社文庫)

作家
関口尚
出版社
集英社
発売日
2007-09-20
ISBN
9784087462135
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君に舞い降りる白 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

盛岡は数回しか訪問したことがないが、山に囲まれ豊かな印象が残っている。そして民話。なんか奇跡が起こりそうな。この盛岡を 舞台にした恋愛小説。恋愛に不器用で傷ついた過去を持つ3人の女性たち。そして恋愛に真っ直ぐな大学生修二。もっと修羅場になってもおかしくないのに。これこそ盛岡の奇跡? 【ナツイチ 2019】

2019/07/29

ちょこまーぶる

柔らかい心にさせてもらった一冊でした。鉱石屋でアルバイトをしている大学生が鉱石屋で出会う女性たちとの恋の物語なんですが、読後は本当に温かい気持ちで観た避けるような感覚になってしまいました。「石の花」というお店で出会い、そしてアルバイトの同僚や女性たちが大人になって自立していく姿にも何だかキュンとする心情も味わいました。自分の大人へのステップを合わせ見たのかもしれませんね。そして、主人公が命を懸けて大人として旅立つ時に共に居る女性との心の描写が素晴らしくて、白い服の彼女の姿を見てみたい願望に満たされました。

2017/08/23

おかむー

読み始めてから『シグナル』の作家さんと気付く。繊細な青春小説のようで肝心なところは唐突感のあるバランスの悪さはデビュー作ならではかな。『もっとがんばりましょう』。タイトルどおりに繊細な登場人物が織りなす素敵な物語…を狙っているのはわかるのだけれど、それぞれの距離感が微妙すぎてひたすらじれったい。これといった魅力を感じられない主人公の言動が終始生ぬるくてどうにもイライラさせられるのに、肝心なところでは暴走するけど結果オーライになる都合のよさにたいへん居心地が悪い。ちょっと合わない作風だったかな。

2017/08/14

takaC

雪衣が好きになれないせいで話もなんとなく好きになれない。そのせいか、5年ほど前に単行本で読んだ話だということにだいぶ後の方で気がついた。

2014/06/18

カブ

岩手県盛岡市の鉱石店、石の花のアルバイトの大学生修二の恋の物語。季節は雪に閉ざされた冬。登場する3人の女性それぞれがちょっとクセのある過去を持つ。通り過ぎていくひと、これからを感じさせる人、読み手がこうなったらいいなという方向には行かない。好きになれないヒロインたち。

2019/02/28

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