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神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)

神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)

神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)

作家
高野秀行
出版社
集英社
発売日
2008-03-19
ISBN
9784087462784
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神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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おいしゃん

いつもの高野さんの旅がスケール大きすぎて、東京から沖縄まで自転車でというこの旅も物足りなく感じてしまった。写真ふんだんにあり、行間も広いので、あっと言う間に読める。日本全国に知り合いがいて、羨ましい。

2016/08/30

ゆいまある

ウモッカ続編。インド入国を祈願することにした高野さんは、東京から波照間島まであらゆる神仏に頼みながら自転車で旅をする。普段引きこもりだがやる時はやるのだ。この自転車「キタ2号」がルイガノでかっこいい。私はうどん県に移住して10数年だが、ずっと職場に引き篭もっているので、同じ四国でも高知県の面白さが興味深かった。奄美大島で現地の言葉を習得しようとし、キムジン探しを始めた辺りで5ヶ月コースかと思ったが無事2ヶ月で終了。文字数は少ないが充実感は伝わってくる。やっぱり人間、身体を動かしたほうがいいんだろうなあ。

2018/10/14

トムトム

知人の家に泊まらせてもらいながら東京から沖縄までのタカリ旅。あまり東京から出ないので知りませんでしたが、同じ日本国内でも場所により文化や空気感が違うということに驚きました。日本国内にも辺境はある!道端の石に「神」の文字。この文字がないと車にはねられて壊されてしまうそうな。ビニールや缶などが捨ててあるところにも「ゴミの神」の文字。良心に訴えかける作戦なのか、ゴミであり神であるという深いお話なのか。八百万の神をなめてはいけないと思いました。

2021/09/18

saga

遥かなるインドを想って自転車で西へ遍路旅。集英社文庫HPで連載された自転車旅を文庫化したため、申し訳ないが中身が薄い。『怪魚ウモッカ格闘記』の姉妹編なので連続して読んだが、どうもインドからだんだん遠くなっていく。伊勢、四国、高千穂など自分が旅した場所が出てくるし、薄いといっても文章自体は面白く、こんな旅をしてみたいと羨ましくなった。

2015/11/30

ミエル

高野本には珍しい国内旅。高野年表では怪魚ウモッカ探索失敗後の小旅行本。自転車で東京都内から沖縄最南端まで「インド入国」の願掛けお遍路旅、という相変わらずオリジナリティしかないコンセプト旅。何をやっても楽しませてくれるけど、今回は国内旅ということもあってかトラブルも規模が小さめ、海外モノよりはインパクトは小さいかもしれない。旅先で出会う神仏にインド入国を願うミッションのせいか、メンタル面が丁寧に描かれているところが新鮮で良かった。五感で感じる旅、素敵だ。

2023/01/13

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