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イマジン (集英社文庫)

イマジン (集英社文庫)

イマジン (集英社文庫)

作家
清水義範
出版社
集英社
発売日
2008-08-21
ISBN
9784087463422
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イマジン (集英社文庫) / 感想・レビュー

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はつばあば

本を手に取って「ぶ厚~」。ちょっと寝るまでには・・とヒイてしまったが面白かった。単純に云えばタイムスリップ物ですが、もしあなたが父親で息子と分かり合えてないと悩んでいたら・・。もしあなたが息子で父親なんてウザイとか思っているとしたら。是非、昔の心を思い出して下さい。親ってこんな人だったんだと、わかりあえるとてもすっきりした本でした。万が一タイムスリップすることもあるかもしれない。その時の為に・・歴史をしっかり覚えて、ついでに競馬の大当たりの番号でも記憶しておいたら・・(^^♪

2016/06/20

森オサム

著者初読み。あんまり分厚いんで3年以上積んでましたが、急に気になって読む事に。タイムスリップして自分の父親に会う、と言う有りがちなSFですが、ジョン・レノンを救いに行くっていうのは面白い設定ですね。サスペンスな部分も有りますが、ハートウォーミングな物語で、楽しかったです。サツバツとした本が続いてたんで、とても癒されました。やさしい気分になりたい方、ぜひおススメします!

2016/06/13

GaGa

2003年から1980年へ、20歳の青年がタイムスリップし、24歳の父親と遭遇すると言う作品。ありふれた題材だが気楽に読め、80年の風俗が楽しめる。確かに現代から80年に行ったら、携帯はないパソコンはないで不便さを感じるだろう。逆に80年から来たら腰を抜かすぐらい未来社会に映るのであろう。プリクラなんかでもありえないものだったからなあ(笑)

2010/09/12

yosa

その時は別の本を買ってしまったが、平積みになっていた頃から気になっていた本。何故なら、時間遡行が可能ならば、私も救いたいからだ。凶弾から、ジョン・レノンを。実はそれは主題ではなく、この本に15年間勝手に思い続けていたイメージを裏切るものでしかなかったけれど、時を経て翔悟よりも大輔に近い年齢になってから読めたことはとても良かった。大輔の最後のセリフは友情とか愛情とか、色んなものが混ぜくりあって破壊力半端ないんだけれど、それは父の視点からも読めたからなのだと思う。飛び抜けた傑作ではないが、胸にジンとくる物語。

2018/07/26

かしまさ

タイムスリップSFと家族のエピソードとジョンレノン。1980年はもう23年前じゃなくて42年前になってしまいました。いろんな事象が同時進行で展開していくのをどう決着させるんだろうとワクワクしながら読んでいって、温かくハッピーエンドが待ってたので安心。タイムスリップもので「過去を変えられないなら今から頑張ろう」ってうう結論になるやつ好きです。

2022/07/29

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