KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

フェティッシュ (集英社文庫)

フェティッシュ (集英社文庫)

フェティッシュ (集英社文庫)

作家
西澤保彦
出版社
集英社
発売日
2008-10-17
ISBN
9784087463606
amazonで購入する

フェティッシュ (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gonta19

2008/10/28 7&yにて購入。2016/3/7〜3/10ん〜、西澤さんはいろんなシチュエーションを設定するが、ちょっとこの世界はなぁ。動機づけも無理があった感じ。

2016/03/10

papako

西澤保彦強化月間。ある性的な執着を持つ人々が美しい少年に出会い、狂っていき。。。というストーリーですが、なんだかそれぞれの要素がばらばら。うまくはまる感じがなく、散漫な印象です。登場人物たちの執着の異常性の描写はさすがですが、なんだかつまらなかった。残念。

2015/10/13

さっとる◎

【レッツニシザワ祭】うーん(笑)。触れられると仮死状態になってしまう超絶美少年クルミに多かれ少なかれ関わった人々の、フェチや闇や希望や絶望やあれやこれやなんだそれを巡るお話。誰かを愛したい、誰かに愛されたいと願うフェティシストの不条理な崇物愛。っていうカッコいい紹介文からは想像できない、暗い変態西澤が垣間見える作品でした(笑)。このテーマ、いくらでも素敵な話が書けそうなのに。わざわざこう落とし込むところが西澤さんだなあと妙に関心。

2015/09/09

おうつき

人と触れ合うと仮死状態になってしまう美少年・クルミ。クルミの元に集まる者はみなみ何かに執着していて、彼と触れ合うことで崩壊に向かっていく。並列して語られていく人物描写はどこかふわふわしていて、どういう物語なのかは後半に入るまで全く掴めなかった。ページ数的に終盤に入った辺りでも方向性が分からず話をぶん投げたまま終わってしまうのかと危惧していたら意外とかっちりした結末に収まった。同著者の他の作品にも頻出する特殊な性描写は流石にしんどく感じてしまった。物語全体の神話っぽい雰囲気は好み。

2020/05/27

儚俣

フェティシストと言うよりは単なる我慢出来ない変態達の群像劇。解決も無ければ救いも無し。女性の負の描写は確かに生々しい。本文中では原因不明の仮死状態と描かれていたが、現実にも似たような心因性の仮死状態はある。「私は死んでいません。救急車は必要ありません。」というタグを着けて生活している男性の事を思い出した。

2015/09/18

感想・レビューをもっと見る