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深爪 (集英社文庫)

深爪 (集英社文庫)

深爪 (集英社文庫)

作家
中山可穂
出版社
集英社
発売日
2008-12-16
ISBN
9784087463767
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深爪 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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あんころ

すごい心臓を鷲掴みしてくる小説でした。みんな弱いけど必死に人を愛していて切なくなりますね。吹雪さんはちょっと欲張りすぎかなとも思った。あれもこれも欲しくてでも自由に生きていきたいっていうのはちょっと傲慢。でもこういう人に惹かれてしまう気持ちも分かる。あとがきが一番色々考えさせられました。中山さんいいなあ~。また読みたいです。

2017/01/01

きょう

ある意味あとがきが一番強烈だったかも。男女の恋愛はどんなに不倫でも結局は神から赦されている。しかし(女同士では)その中では垣間見ることのできない光と闇がひろがっており、それを知らずに死ぬのはもったいないことであると。言い切る著者がかっこよい。マツキヨは夫として、ほぼ完璧ではなかろうか…?

2016/12/21

らむり

だんなさんがいい味出してた(笑)。

スズツキ

お、おう……。

2014/07/25

moonchild

どんな形であれ、恋愛は何らかの犠牲の上に成り立つものなのだろうか。その犠牲が本人を壊す場合もあるし、ギリギリで幸福をもたらす場合もある。それぞれ登場人物が適度に自己中心的で、好感が持てないところも"良い"。現実的には綺麗事の恋愛よりも、こんなケースが多いのかも。

2013/06/28

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