マリー・アントワネットの恋人 (集英社文庫)
マリー・アントワネットの恋人 (集英社文庫) / 感想・レビュー
みるく抹茶
フランス革命は、やはりドラマチックで王室側・革命側どちらの言い分もわかる。間を取り持とうとするルーカスの視点で進むので、結果的に中立な立場で読めて大変面白い。フェルゼンが、ぼけーとした男に描かれているのがちょっと不満、逃亡準備をきっちり進める仕事のできる男にはなっているけど。タイトルは、以前の「ウイーンの密使」のほうがいいと思う。
2014/01/22
中島直人
マリーアントワネットの幼馴染であるルーカスが、革命進行中のフランスで、ハプスブルク・オーストリアのために奔走する。が、自らがその成長に大きく関わったその性格を矯正することは出来ずに敗れ去る。ただ、作者の力点は異なるかもしれないが、マリーアントワネット、ルーカスのみならず、登場人物ぞれぞれが、自らの信念、性格に応じて、精一杯人生を生きていることに最も感銘を受けた。
2013/01/13
黒牡丹
途中で飽きて斜め読み。ダメな王妃にダメな恋人(フェルゼン)、ダメな夫(国王)。ダメ尽くし。
2015/12/10
ナカラ
恋人という割には主人公・ルーカスのマリー・アントワネットへの恋情は取ってつけたようにしか描かれないし、なによりこの小説のマリー・アントワネットにまるで魅力を感じない。頭の軽いワガママなお姫様が、なんら変わることなく終わり、で興味のわく部分が無かった。
2013/11/05
まつり
http://ameblo.jp/kirara8010/entry-10337068914.html
感想・レビューをもっと見る