シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン(2) (集英社文庫)
シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン(2) (集英社文庫) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
元々大人数だったところに、この2巻ではさらに登場人物が増えて、賑やかなこと。この調子で行けば、5巻くらいになると、我南人はともかく、紺や青は出番を確保するのが難しくさえなりそうだ。巻末にテレビドラマへの献辞が掲げられているが、この一連のシリーズは、ノスタルジーを伴った、まさに「あの頃」のテレビドラマの世界。そして語りの方法は江戸落語のそれだ。しかし、現代にあって、登場人物のことごとくが善人でありながら通用する小説も(たとえエンターテインメントであっても)まことに珍しい稀有な存在ではなかろうか。
2016/09/22
starbro
♡東京バンドワゴンシリーズ完読プロジェクト! https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11307678?sort=book_count&order=desc 第五弾は、第二巻シー・ラブズ・ユーです。W出産&結婚とおめでた&ミステリ満載でした。カフェの正式名称と重要性が理解出来ました!シー・ラブズ・ユー♪ https://www.youtube.com/watch?v=2xgnh-YbAa0 続いて第三巻スタンド・バイ・ミーへ。
2018/08/22
射手座の天使あきちゃん
シリーズ第二弾にして早くも長寿番組のような安心感とマンネリ感(笑) これでもかの八方円満・順風満帆・一件落着大サービス、Happyだねぇ!、Loveだねぇ!! 藍子さんとマードックさん、我南人さんと百合枝さんの恋の行方もたのしみぃ!! v(^_^)
2010/09/21
zero1
シリーズ第二弾も古書店の近くで起きた事件の数々。人間ドラマとして描き解決!「冬」は10万円の買取り本とカフェに置き去りにされた赤ん坊の謎。「春」は売った本を買い戻す男の不思議。古書好きな若きIT社長、藤島の過去も明らかに。「夏」は研人の同級生が幽霊と話をしていた?葉山では勘一にとって大切な人と再会。「秋」は一家の太陽だった我南人の妻、秋実の七回忌。家庭崩壊寸前だったという彼女が病死した時の話も。そして警察が来る中、藍子の英国行きと二件の出産が。第三弾「スタンド・バイ・ミー」に続く。またもLOVEだねぇ。
2019/06/13
抹茶モナカ
シリーズ2作目。古本屋を舞台に、下町の大家族の周囲で起こる大小さまざまな事件。ミステリー仕立てで、読みやすいので、それほど刺激は求めてないけど、本を読みたい時に、どうぞ。
2013/10/13
感想・レビューをもっと見る