極楽カンパニー (集英社文庫)
極楽カンパニー (集英社文庫) / 感想・レビュー
紫 綺
単行本にて読了。モノと金は仮想の、本格的「会社ごっこ」というシュミレーションゲームという設定が面白い。それを通して実際の会社のあり方や高齢化社会のあり方、突き詰めれば家族のあり方までにまで問題提起しているように思う。
2014/05/04
W-G
原宏一さん4冊目。これはかなり面白かった。会話のテンポも軽快であっという間に読了しました。色々と裏に走っているテーマも濃いめなんだけど、どこまでもライトな読み口で楽しめますね。
2016/02/06
mr.lupin
定年退職をした元サラリーマン達がフェイクで会社を立ち上げる。その名も「株式会社ごっこ」 最初は順調に進んでいくが途中からちょっと様子が… フェイクのつもりがだんだんと別方向へ。でも会社ごっこする程会社と言うのは楽しい場所なんだろうか? そこが今一つ理解できなかったかな。☆☆☆☆★
2019/02/09
めだか
今でいえばNPOなんだろうなぁ。でも、会社の在り方とか働くってということを考えさせる作品。就活中の学生さん、息抜きに読んでみては?
2009/12/04
chikara
会社勤めの様式美という言葉がありましたか! 「絵空事」「馬鹿正直」「度外視」という会社理念! 企業戦士として時には汚れ事すら厭わず、只々会社の発展に貢献してきた定年退職者達の繰り広げるドラマと、その企業戦士を支え続けた主婦の視点、さらにその企業戦士の子供達が悪戦苦闘する混沌とする現代の世情が交わる極めて面白い物語でした。
2018/08/02
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