龍馬の船 (集英社文庫)
龍馬の船 (集英社文庫) / 感想・レビュー
ううち
船オタクの龍馬がよかったです。歴史モノなのにさらっと面白く読めます。
2014/07/05
Our Homeisland
この作者は、いろいろな種類のものを、面白く読ませる名人で、懐が深く引出が多い人であるのは、これを読む前から知っていました。非常に多くが語られきていた主人公を、「船」という角度から、軸をぶらさずに、オーバーになることなく書いている点に、共感しました。さすが、この人ならでは、だと思います。横井、勝から、龍馬を経て、陸奥宗光から星亨に引き継がれる政治思想、というのが、私の大学の卒業論文のテーマでした。大久保、後藤など、出てくる人物と描写も面白かったです。力むことなく書いたということを伝えている後書も良かった。
2012/07/13
RIENZI
船オタクという設定が違和感なく活かされている。龍馬ほど『自由闊達』という四字熟語が似合う人はいないかもしれない。『藩と藩の意地がぶつかりあって、まっことアホぜよ、と。そんなことより実利を取るべきだろうが。(本文より)』まったくだ。本筋を見失っている政治家達に読ませたい。
2012/01/02
雨巫女
みんなが、思い描く龍馬像があるんでしょう。龍馬が、船オタクって面白かった。(龍=0016/5)
2010/05/16
しのはら(か)
清水流龍馬伝。歴史に学ぶ、答えのない時代のビジネス書として。★★★★
2010/03/22
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