あめんぼに夕立 楽老抄 2 (集英社文庫)
あめんぼに夕立 楽老抄 2 (集英社文庫) / 感想・レビュー
優希
老いることは楽しみを知ることになると教えられているようでした。楽しいことだけしようとするおせいさん。昭和を懐かしみながらお酒を交わすその様子はユーモアにあふれ、飄々とした優しさを感じられました。いなくなる人が出てくるのは寂しいものがありますが、歳月ならではのことなのでしょう。
2018/06/06
とんかつラバー
自らを「昭和党」と呼ぶ青春を昭和にすごしたメンバーの飲み話が多い。モダンなイメージのおせいさんだが、4人の子供を育て、家事はもちろん母と夫の介護もし、執筆は空いた時間。すごすぎる…。若者の語彙力の低下や軽佻浮薄な平成の世を嘆いているが、最後のオチのつけ方にクスッとしてしまう。
2023/06/28
れお
夕方まで仕事して、終われば仲間と飲みながら話をする。日本語が最近変だとか。分かるわぁと思いながら楽しく読む。マルちゃんもお姫様の様に良い味出してるし、田辺さんには長生きをしていただいて痛快なエッセイを書いてもらいたいです。
2015/07/23
kozue_and
おせいさんのような暮らしがしたい。早く歳がとりたくなる心強い本。
2012/06/05
おおやなぎまさひこ
高齢なので、最近はおせいさん書いていらっしゃらないのかしら? と思っていたら、ちゃんと執筆されていたのね、えろうすんません。最近書かれたものが読めてとても嬉しかったです。通勤の合間にサクサク読めるので、内容的にも特にお疲れの時にオススメです。
2010/04/06
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