シミズ式 目からウロコの世界史物語 (集英社文庫)
シミズ式 目からウロコの世界史物語 (集英社文庫) / 感想・レビュー
とも
★★★★☆古代ギリシアのソクラテスから、近代インドのガンディーまで、19の短編で構成されている。一遍一遍が理解しやすく簡潔に、とはいえ的を得ながらに虚をつく解釈をしてみたりと、飽きのこないないようになっている。日本史に比べての世界史のとっつきにくさは、陸続きであるということ。それゆえに、複雑に絡まりありそれが時系列になった時に混乱を来す。この本の凄さは、全体を通して世界が歴史を通して繋がっていると感じられる。そういった意味であ相当に凄いのである。
2016/06/04
アイゼナハ@灯れ松明の火
授業で習った世界史に別の角度から光をあてる、ユーモアたっぷりの清水義範式歴史読み物が19編。テーマも多彩ですが、同じ人が作風を変えてよく書けるなぁと感心する程、書き分けが効いてるとこも作者ならでは。ま、読み物なので、中にはちょっとおふざけが過ぎるかなぁ?というのも入ってはいますが。一方、アレキサンダー大王の壮挙をペルシアの側から見た「イスカンダルの伝説」、イスラム世界から十字軍を見た「フランクが来た」にはちょっと考えさせられたりして。何気なく手にとってみた本ですが、思いの外楽しく読ませてもらいました。
2010/05/25
OTIUM
いやー面白かったです。 学校で習った歴史とは違った視点で話が進められていてヘーホーです。世界史もっと勉強しなければ.... チェーザレから読み出すか。
2010/10/20
きりぱい
折も折、チンギスはハーン?カン?と聞かれ、ハーンじゃないの?と適当に答えてしまった後にこれを読んで、うわー、言いたい!と・・。そんな風に知っているようで知らない歴史の事実が満載。しかもお勉強風ではなく、ドラマ調だったり、どっかで聞いた話だったりと、歴史上の人物が身近に感じられるような物語になっている。どれも面白いけれど「ガリラヤのエキストラ」「あきんどの国」は肩の力が抜けきった面白さ。要約とはいえイスラム辺りは読みごたえ!地球儀をくるくるしたくなる。
2010/07/03
OKKO (o▽n)v 終活中
また読もう
2021/12/05
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