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日本人の背中 欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか (集英社文庫)

日本人の背中 欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか (集英社文庫)

日本人の背中 欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか (集英社文庫)

作家
井形慶子
出版社
集英社
発売日
2010-10-20
ISBN
9784087466270
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日本人の背中 欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか (集英社文庫) / 感想・レビュー

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F

欧米から見た日本人がテーマ。摩訶不思議な国・ニッポンであるのだが、それでもうらやましいとか魅力的だとか、当たり前と思っていることで意外と評価されているらしい。とはいえ、ああそうなんだ、とただ納得していては駄目なのであり、良い所は残しつつ国際人として認められるにはどうすれば良いのかということが本書には書いてある。協調性に優れるが、個人となると弱い日本人。弱さの根底には信じられる、核たるものが次々と姿を消しているという現実があり、海外に出ることが、自分自身を再発見する近道なのだ、と作者は説く。然りと思った。

2011/11/18

舟華

単行本で発刊されてからおそらく15年ほど経ったので、ここに書かれている世界の立ち位置も日本の状況も大きく変わったのはいうまでもない。だからといって何も感じることがないかと言ったらそんなことはなく、良いところを伸ばして悪いところを変えていく姿勢は常に持っていたいと思った。改めて島国の単一民族の国なんだよね、となる。日本素晴らしいね!みたいな本も多いので、ちょっと偏ってはいるけどダメなところもちゃんと書いててその点は好感。

2023/10/13

千冬

外国人からみた日本の羨ましい点、残念に思う点が著者の経験と意見を交えてわかりやすく紹介されている。国際化しているようでできていない日本の問題点はなんとなくわかるような気はする。ただ一方で、世界基準で統一された生活がはたして幸せかといえばそうではないことも述べられている。大事なのは日本人である誇りと謙虚さを忘れるな、ってことでしょうか。

2010/10/31

SeKimu

外国と対等に付き合うための態度や考え方を考えさせられる本。 「日本・日本人には外国に対して誇れる所がたくさんある」と思わせる内容から始まる。実際には揺らぎやすく外国人との付き合いベタな日本人。必要なのは知性と感受性によって成り立つユーモアであり心身共にウチに閉じこもっていては全く解決しないと感じた。また、日本人なりのやり方により世界有数の経済大国になり得たという現実を誇りに思い、何も外国の真似に終わらず、まずは日本の良さに自信を持つこと、その上で価値観が揺れ動かないように行動することが大事だと感じた。

2012/05/17

夢劇場

イギリス生活をしてみた作者による日本人とは・お風呂・夫婦生活・実は嬶天下・信用される日本人

2011/07/07

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