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さよならの余熱 (集英社文庫)

さよならの余熱 (集英社文庫)

さよならの余熱 (集英社文庫)

作家
加藤千恵
出版社
集英社
発売日
2010-12-16
ISBN
9784087466508
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さよならの余熱 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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❁かな❁

切ない恋の終わりを集めた短編集*今作はゆるやかに細かいリンクで繋がっています。加藤千恵さんの作品を読むのは12作目。悲しいお話が多いですが唯一「バンドエイド」は恋の始まりが描かれていて好み♡加藤千恵さんの描かれる恋人同士のやりとりは本当にリアルで心理描写も丁寧で経験がないことでも、いつも既視感があります。静かに語られていき読みやすい*恋する甘い気持ちにキュンとして、優しくしたいのに追い詰めてしまうもどかしい思いに切なくなる。西加奈子さんの素敵な解説「普通なのに非凡」にも共感♪定期的に読みたくなる作家さん♡

2017/03/04

masa@レビューお休み中

どうして、さよならというのは、こんなにも胸を苦しくさせるのだろう。友達との別れ、家族の別れ、さまざまな別れが人生にはつきまとうが、やはり、恋人との別れはなにものにも比較できない苦しさがある。きっと、誰しもひとつやふたつは、苦い別れのエピソードをもっているのではないだろうか。ここでは9篇の恋人たちの別れの物語が描かれている。どの物語も、どこかで恋人たちが現実に繰り広げていそうな恋であり、別れであり…こういう誰しも経験することだからこそ、共感したり、感傷的になることができるのかもしれない。

2013/02/24

加藤さんの他の作品(ハニービターハニー他)と一緒にジャケ買い。毎度表紙が可愛すぎて買ってしまいます^^内容は、読了後の寂しさが静かに訪れる感じが毎回おなじみです。でも何作か読むうちにこのどんより感にハマってしまいました。

2012/05/24

takaC

女の子が語る自身の恋愛事情集。分かったような分からないような読後感。作品の各々がどこかで繋がっているのはたまたまで、あまり重要な意味はないみたい。

2013/02/21

まさきち

初読み作家さん。不倫に片思い、軽いストーキングに別れと様々な形の恋愛を繰り広げる人々の話を9編集めた短編集。それぞれの話が絶妙な絡み方をしてるもよかったけれど、何よりえっ、ここで終わり?これからがいろんな展開があって盛り上がるんじゃと思わせてくれ、その後を想像せずにはいられなくさせてくれる展開が秀逸でした。また楽しみな作家さんを見つけてしまいました。

2022/06/01

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