信長の女 (集英社文庫)
信長の女 (集英社文庫) / 感想・レビュー
かんらんしゃ🎡
たぁーぎゃーにせなかんわー。このたーけモンがぁ。わしのわっきゃー時の話なんかしやーすな。照れくっさゃーわ。ほんだけど、あれはええ女だったで。えか、よー聞きゃーよ。女もよ、バンゲのまわししとるばっかじゃだちかんで。ちゃんと自分でかんこーして生きてかんと。あゃーつはそういう女だったわ。まっぺん会いたゃーもんだわ。わっ、でーりゃ恥ずかしいがや。
2016/02/10
rokoroko
私の信長のイメージは、性格異常じゃないと思うのだけどこれはまともな信長でした
2024/07/04
たくのみ
信長の恋人には、マムシの娘どころか、さらにワイルドな「海賊の娘」がぴったり。清水版信長の彼女は、パイレーツ系の梨華さんという現代風の美女。「鉄砲と船。この二つがあれば世界はこの頭の中で、手ごろな大きさになる」そういいながら、中国に渡った彼女を追いかけて、朝鮮、明への侵攻の野心が芽生えたという解釈。タイムスリップした高校生や、萌娘もいいけど、型通りの信長の方が安心して読めます。
2015/12/11
高橋 (犬塚)裕道
星4。今まで読んだ数少ない信長の中で1番良い。信長=残虐は作り話、後世の者(特に秀吉)が作ったイメージだと思う。兎に角おもしろかった。
2017/08/03
Our Homeisland
この作者の作品は、以前から、かなり多く読んでいます。作品数も種類も多いのには、いつも驚かされます。少し前に、「龍馬の船」を読んだの続けて、これを読みました。とてもよく書けている本だと思います。オリジナルの創作部分があっても、リアリティがある信長が、無理なく描かれていると思いました。どういう考えで何をしたのかというつながりがよく伝わる内容でした。正統派歴史物というジャンルも、これだけ丁寧に高いレベルで書くことができるこの筆者は、さすがです。私は、この人は、当代随一の作家ではないかと思います。
2012/08/21
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