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瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

作家
唯川恵
出版社
集英社
発売日
2011-05-20
ISBN
9784087466966
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瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ベイマックス

文庫本の帯に「不倫は罪ですか?離婚は罰ですか?」とある。そういう内容の物語。語り手が、夫・妻・夫の不倫相手。恋人でも夫婦でも、言葉にしないと気持ちは伝わらない。けど、なんでもかんてせも言葉にしても解決しない。そこが人間関係の難しいところだよね。相手に自分と同じ感情を求めてしまう。または、同じ感情でいてくれると思ってしまう。本の内容としては、不倫小説だし、ドロドロしたこともなく、語り手の感情の波はあるけれど淡々と進んでいく。よくあるパターンでもある。決して駄作ではないけど、お薦めでもないかな。

2021/07/03

☆ぉりん☆

「不倫は罪ですか?離婚は罰ですか?」けっこうすんなりハッピーエンド。ひとりの男を巡って、妻と愛人のその後。 最初の方の痛い気持ちは共感したけど「そんなにうまくいく⁈」というかんじ。 結局みんなナイモノネダリ。コレがMAXなんてなくて、いつもタラレバがあって他人を羨ましく思う。

2011/06/12

きさらぎ

愛する人と結婚しても、愛する人を奪って結婚しても、他の人をどうしても羨ましく思ってしまうらしい。最初は終電で帰る朔也を見送ったり、夜自分から電話が掛けられなかったり、香りを移さないように気をつける美月に共感していたが、「大切なものは戦って手に入れる」と言い出したあたりから妻英利子の応援をしたくなってしまった。美月に対する慰謝料の請求がカッコイイ。勝負の結果は美月の勝ちなのだけど内容は英利子の絶対勝利!誰でも意地や見栄を張ってしまうのは仕方のないこと、だけど素直になっていたらいろいろ変わっていたんだろうな。

2016/10/28

扉のこちら側

初読。慰謝料の件とか作りすぎた感はあるけれど、対照的な男女の関係を楽しめた。

2013/04/14

choco

『恋愛とは不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである』まさに! 現在40歳/結婚一年目の私には、今の専業主婦の生活が天国であります。笑 読書三昧の毎日、ありがたい!が、きっとそこには、手に職がある。という安心感が後ろ盾してくれてるんだな。と。照らせば美しく光る瑠璃と玻璃。でもそうでなく誰かに照らされて光るのではなく、自分なりに輝いていくことの困難さと大切さ。伝わりましたよ-。唯川さん。

2016/05/07

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