夫婦で行くイタリア歴史の街々 (集英社文庫)
夫婦で行くイタリア歴史の街々 (集英社文庫) / 感想・レビュー
miww
たまたまブクオフで見つけて購入した。著者が訪れたイタリアの都市の歴史や美術品の解説などがざっくりと程良い深さで書かれている。イタリアの歴史など読み出すときりがないので私にはちょうどいいボリューム。持って行って移動中に軽く知識を入れるのに最適な本。
2017/06/02
ユメ
イスラムの国々を旅した清水さんは、そこで古代ローマ帝国の大きな影響を目の当たりにしたことから、今度はイタリアに関心を持つ。こういう風に、次々と興味の幅を広げていけたら楽しいだろうなと思う。イタリアの歴史は、ころころと支配者が入れ替わり、かなり複雑だ。それだからこそ文化にも奥行きがあり、その一端に現地で触れるというのは豊かな旅だろう。パスタは必ずしもアルデンテではないがやはりイタリアの食事は美味しいこと、名画の本物を鑑賞すると計り知れない感動があることも教わり、ますますイタリアに行きたくなった。
2018/04/21
さいたまのたぬき
「国語入試問題必勝法」などちょっとユニークな視点の エッセイ、小説を書く清水さんらしく 旅の風景を独特の視点で書いていておもしろい。 また帰国後に調べなおすという現地情報が しっかりと書かれており、もしこの本に載っている 町に出かけるのならば他のガイドブックは あまり必要ないかもしれないほどの情報量です。 実際の旅程のエピソードなどはさすが 清水さんと思わせる文章ですが、 歴史や、遺跡の情報はかなり調べこんであるがゆえに 深すぎてちょっと興味がないと 読みづらさもあるように感じます。
2014/10/17
ユーユーテイン
夫婦でツアーでイタリアを旅して、どのような経験ができるのか知りたくて読んだ。イタリアは、どの街に行っても、街ごとの文化、歴史、観光地があり、興味が尽きないようだ。特に北イタリアは、「コムネー」という自治都市と、「シニョーレ」という権力者の存在を頭においておくと、歴史が理解しやすい。著者は説明が上手で、複雑な歴史を、細か過ぎず、前後関係がわかるように語ってくれる。語源の解説が多いのもありがたい。ポンペイ、ヴェネツィア、サンマリノ、フィレンツェに行ってみたい。ウルビーノのフェデリコ公に興味を惹かれた。
2021/06/07
kousei
イタリア旅行予定があり、勉強用に借りた図書館本。著者はツアー参加でもしっかり予習復習していて歴史が判った。もう少し旅行記と言う感じも欲しかった。行く都市パートだけ読んで手抜き読了。
2019/01/04
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