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午後の音楽 (集英社文庫)

午後の音楽 (集英社文庫)

午後の音楽 (集英社文庫)

作家
小池真理子
出版社
集英社
発売日
2011-06-28
ISBN
9784087467109
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午後の音楽 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

どんなイケメンでも、どんな才能あるオトコでも、こんな長文のメール連日送ってこられたら、あたしならヒく(笑)

2016/12/22

じいじ

これは、夫婦の倫理観に縛られて読んでは、つまらない小説になってしまうと思う。妹の夫(義弟)と義姉との不倫の恋。自立した大人の二人が、越えてはならない倫理の枠の中で純粋に本心をぶつけ合う大人の恋。感情移入しないよう努めたが終始冷静ではいられなかった。メールの交換だけで全編を描き上げた作品。ダレないで読ませる筆力は流石である。若い恋人同士のような恋メールの文面に若干の違和感を覚えたが、純真、純粋な恋には年齢の壁は無用なのであろうか。家族とは、家庭とは、そして夫婦とは何か?を読み手にも問うているように思った。

2015/07/27

machi☺︎︎゛

妹の旦那、義弟に恋心を抱く由布子。義弟も由布子の事を好きになっていく。メール形式で話が進むパターンだから長文になるのは致し方ないけど、実際にあの長文メールを1日に何回も送られると恋も冷める。不倫でなければ大人同士のキレイな恋愛だけど、一線は超えないとか言ってても身内内の恋愛はキレイなものではない。

2019/07/01

キムチ

案の定というか、やっぱりメールは怖い。人の心を果てしなく溶かして行く、知らず知らずの内に。そして相手の心にじんわり浸み込んでいくよ。リアルに語るコミュより仮想空間が広がる。手練手管に長けた職人小池さんのことだから、それはお手の物。義理の中年男女の一時の甘い香り、午後の音楽っていうテーマへには繋げてくれなかった。ま、アヌーク・エーメ、トランティニアンとくりゃ甘々の香りだけど、ペニーレインねぇ~。ザ・ロング&ワインディング・ロードじゃ雰囲気を壊すのかな。

2015/06/28

カブ

義姉と義弟の大人のメールのやり取りは、初めから禁断の恋の予感。お互いの気持ちが深まって行くのがリアルで、ドキドキします。一線を越えそうで、そうならない焦れったい感じが何とも言えない感じです。

2017/01/31

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