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楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)

楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)

楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)

作家
北方謙三
出版社
集英社
発売日
2012-01-20
ISBN
9784087467826
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楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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W-G

エース級戦死が相次ぐ巻。そんな中、冒頭で、ひっそりと最期を迎える蕭譲の様子は、違った意味で胸に迫るものがある。戦の展開も緩急がつき、読みごたえ抜群。度人軍のインパクトは強烈。そこから花飛麟と扈三娘のエロパート。扈三娘の死に様は少し残念というか、これでは林仲が無駄死にになってしまうので、背負って生き抜く展開にして欲しかった。牛坤/桃平の新人コンビ、梁山泊かと思い込んでいたら、なんと岳飛側。今後どういう役割を担うのか楽しみ。そして、その岳飛が張青を討ち取る。馬燐もいなくなり、いよいよ梁山泊の世代交代が本格化。

2022/01/23

しんごろ

ものすごい死闘となる戦いに魅入れられて、ページをめくる手が止まらない!各地での戦闘に激しさが増して、戦死者続出!涙を流してしまう哀しすぎる死もあり、とにかくお前もか…という死もあり、北方謙三よ、これ以上、死なせないでくれと書いてる本人に言いたくなる。その激闘の中にも、生き抜いて成長していく漢達に戦死した者達の想いをついでほしい!

2018/09/25

財布にジャック

あの人も、この人も、どんどん物語から去っていってしまいます。物語が折り返し地点に来ているので仕方がないとは思いますが、やっぱり悲しいです。その反面、水滸伝の頃からの登場人物が減っていくぶん新たな若い世代が育っていることを、身内のことのように嬉しく思います。「皆立派になっっちゃって~」とうるうるしていまい、まるで親戚のおばさん状態で読み進めています。戦場の場面も多く、あちこちに話が飛ぶので、頭の中で場面を思い浮かべるのが難しくなってきましたが、引き続き北方さんに頑張って着いて行きたい所存です。

2012/02/08

Kircheis

★★★★★ 察してはいたけど、やはり扈三娘はこうなる運命だったか。なんだか不幸な人生だった気がする。 馬麟の死に様は良かった。 張清は何だか残念。もっとやれたはず。

2018/04/08

ポチ

戦いが激しくなり、また漢たちが散ってしまった。楊令と童貫の直接対決も近そうだ。史進よ、生き延びてくれ!

2020/08/20

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