右岸 上 (集英社文庫)
右岸 上 (集英社文庫) / 感想・レビュー
mura_ユル活動
辻仁成さんは初読。主人公祖父江(そふえ)九、幼少期から幼なじみやヤクザの父親など幾度の死を経験、スプーン曲げや予知夢の能力を持つ。家族とは何なのだろうを考えさせる。福岡平和台。一人旅に。阿蘇、沖縄。インドカルカッタで少女を救う。バグダッド、カッパドキア、フランスパリでネネと出会い、阿弥が生まれる。そこでも不幸が待っていた。下半身に関する内容多し。【家読み】自分の家読みのスタイルは、読んで噛み締めること。声を出して「へぇー」「えー」。そんなことが特に多かった書のひとつ。下巻に進む。
2020/04/09
優希
取り巻く環境が複雑なうえ、不思議な力を身につけた九。世界に翻弄されながら、様々な人と関わりながら成長していく姿が見ていて辛かったです。幸せも不幸も九の持つ力があるからでしょう。SEXの描写が多いのに苦手意識を感じましたが、物語自体は繊細なものだと思いました。下巻も読みます。
2020/06/26
オリーブ子
九サイド、パリで事故までの話。…これじゃない感が満載。今さらだけど、私には辻仁成は合わない。 九は、左岸とはまったく別人。七さんも酷い。惣一郎も、イマイチ。 ユタに「オババ」とか、宮里(みやり)とか、片腹痛い。 買っちゃったから、続きは読むけど右岸の九は、正直、気持ち悪い。
2015/11/27
kowalski
どうなんですかね?初めて辻仁成さんの本を読ませてもらいましたが、九君やその他の登場人物にこれと言って興味が湧かなかったですね。それと再三出てくる性の描写も気持ち良いものではないですね。ハッキリ言うと吐きそう・・・。下巻では 好きになれるような事があれば良いなぁと期待してみます
2012/06/12
扉のこちら側
初読。左岸を先に読了していたので、惣一郎の自殺の背景や九の旅について知ることができた。右岸も左岸も、喪失というものを強く感じる。
2012/11/17
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