おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 6 彼方の声 (集英社文庫)
おいしいコーヒーのいれ方 Second Season 6 彼方の声 (集英社文庫) / 感想・レビュー
優愛
「無責任に勝利の見方でいてよかった」こんなに力強い味方がいるなんて幸せ者。悪夢に魘される日々の中正しい方向へ導いてくれたマスターに、離れても同じように愛しかったかれんに縋れたらどんなに楽だろう。でもその道さえも勝利には残されていないんだよね。運命を従容として受け容るにはまだ早すぎるって本当にそう。逢いたい、そう言ってくれる人が、思ってくれる人がいるんだから。日本に帰るという選択肢を増やしてほしい。言えなかった「俺も」って「逢いたい」っていつかかれんに言えるように。このままじゃまた雨男って言われちゃうから。
2014/12/17
☆ゆう☆
今年のおいコーシリーズも2冊同時出版。最後にやっと、究極のきゅんがきた。“逢いたい”という一言がこんなにも切ないとは。苦しすぎる。やっとの思いで電話をしたかれん。我慢で押しつぶされそうになってた勝利。お互いこんなに想い合っているのにうまくいかない現実。この二人どうなるんだろう。まさかとは思うけれど、アレックスの “ヨシ、ヨシ”からの展開も気になるところ。好きとか愛してるということばよりも、“逢いたい”ということばの重みを身をもって感じた。そして共感。読了後、きっと大事な人に“逢いたい”と伝えたくなる一冊。
2012/07/04
takaC
話としては『Ⅴ雲の果て』とセットで1エピソードのようなものだが、つまりは全20巻完結にしたいということだね。足かけ20年で。
2012/06/28
扉のこちら側
初読。オーストラリアの描写がよい。近づいていく距離。
2012/08/25
えりこんぐ
2ndシーズン⑥。ショーリはまだオーストラリアにいて、2人の距離は離れたまま。新キャラのアレックスが今後深く関わってくるのかな? はっきりした性格の彼女は結構好き。【積読29】
2021/02/28
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