無影燈 上 (集英社文庫)
無影燈 上 (集英社文庫) / 感想・レビュー
カーミン
久々の渡辺淳一作品。1971年頃書かれた医療小説だから、昨今の個人情報保護法もコンプライアンスもあったもんじゃないって感じだけど、それでも引き込まれてしまう。大学でのエリートの道をあっさり捨てて個人病院の勤務医となった直江。これからどういう展開になるのか。下巻が楽しみ。今月の400ページ本読了目標達成だ~~♪
2020/08/14
どぶねずみ
ドラマ『白い影』の原作だが、映像できないシーンはドラマではずいぶん変更されている。病院の現実はどんなものなのか謎が多いし、近頃は病院のミスで命を落とす患者が多いときが、この本を読むと少し謎に包まれた病院の実態がわかったような気になる。また、患者に重い病気であることを告知すべきかどうかは未だに問題とされているが、この本で医師の気持ちや、医者という立場から見た状況判断も読み取れるような気がした。
2001/02/16
小豆姫
これまた病棟本棚の一冊。ふつうなら手に取らないかな~っと。『○○愛の劇場』往年の昼メロメロドラマといった感じ。登場人物の口調も素振りも、いちいち作りものめいてるんだけど。それでも先を急がせ読ませる確かな力がある。直江先生の正体やいかに❗️
2021/05/31
takehiro
医師としての知識や技術は優れているようだけど、無愛想だしなんか偉そうな直江医師。寄ってくる女性たちが、、、下巻は修羅場な予感。
2021/04/22
くり
直江の秘密が気になる。死んでしまいそうな雰囲気だ。何かを隠しているのはわかるのだた、病院の患者もいろいろな登場人物とともに同僚の正義感を振りかざした感じも淡々とする直江とは対照的だ。
2013/05/24
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