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きらきら星をあげよう デビューセレクション (集英社文庫)

きらきら星をあげよう デビューセレクション (集英社文庫)

きらきら星をあげよう デビューセレクション (集英社文庫)

作家
山本文緒
出版社
集英社
発売日
1999-03-19
ISBN
9784087470338
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きらきら星をあげよう デビューセレクション (集英社文庫) / 感想・レビュー

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のんき

静岡から東京の学校にきた、高校二年の日和。泣き虫で、単純で、でも面白い女の子。東京の高校の子も個性的。モヒカンの琢磨、ゲイバーでバイトしてる奈加里、料理上手なミチコ。日和は、そんな三人と仲良くしたり、喧嘩したりしながら友情を深め、日和も成長していきます。こんな三人がいたら毎日楽しいだろうなあ。会話も面白かったです。日和の母が家出して大変だったけど、いいやつが三人もいたから母がいなくても、なんとかやっていけたんだなあ

2017/10/03

紫陽花と雨

元はコバルト文庫だっただけあって非常に読みやすい。転校早々トラブルに巻きこまれ、できた友達はみんなヤンキー?モヒカンの高校生とか本当にいるんだろうか、と読んだ当時思った。こんな優しくて生活能力あるヤンキー達いるのか、とも思った。琢磨はモヒカンだけどなんか日和ちゃんが惹かれるのがわかる。ミチコちゃんとワコールのバーゲンで大人なパンツを買うところとか、ゲイバーの方たちと仲良くなったりとか、清々しい青春小説とは少し違うけど、なんだか印象に残ってる作品(笑)古い作品だけど、ふと思い出して久しぶりに読みたくなった。

ちーちゃん

可愛くて楽しくて♡気分は17歳で(笑)ホイホイキュンと読了☆山本文緒さんデビューセレクション[1988年刊行のコバルト文庫復刻版]プロデビュー作✨作者あとがきと巻末エッセイ付き♡元気で泣き虫・日和(ひより)と 実は純情なモヒカン・琢磨、家庭的なパンク少女・ミチコ、屈折してる美少年・奈加里…みんなぶっ飛んでるけど素直にヤンチャで素敵で。それは後の作品にも通じている♪好きになったエピソードをという編集者に「理由はないと思う」と加筆しなかったそう。山本文緒という作家がいてくれて、その本に出会えて本当に嬉しい❣️

2021/11/17

よしのひ

山本文緒氏のデビュー作。高校生が主人公であるが、高校生生活の爽やかな青春小説ではない。しかし思いっきり色んなことに正面からぶつかって成長していく姿に青春を感じる。また1人ひとりのキャラが濃くギャップもあったので、人間味があってよかった。「あとがき」からの巻末エッセイが面白い。同じ書き手なのに、年数が経つと文字や表現から受けとれる印象が変わってくる。

2021/10/16

びっぐすとん

【私的夏季課題図書】110円本。『自転しながら公転する』を読んだ直後に作者の山本文緒さんか亡くなられて残念に思っていたので、今回他の作品も読んでみた。新井素子さんみたいな「あたし」の語る文章。なんだかライトだなあ、ラノベみたいなノリだなと思ったら元はコバルト文庫だったのね。昭和のラブコメの王道のような作品。おばちゃんになった今読むと「なんだ?このドタバタは?」と思うけど、高校生の時に読んでたら登場人物のことが大好きになっただろうな。いや、今でも愛すべき人たちだと思ってる。ポルノ作家って言葉も死語だね〜。

2023/08/14

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