たけまる文庫 怪の巻 (たけまる文庫) (集英社文庫)
たけまる文庫 怪の巻 (たけまる文庫) (集英社文庫) / 感想・レビュー
Yu。
そのタイトルに騙されるな‥「猫恐怖症」。この桜 茣蓙引いて お花見見物とはいきません‥「春爛漫」。これぞ恐怖の因果応報‥「芋羊羹」。この手の話にエロはいらんやろエロは‥「再会」。皮肉だね、だがこの後味の悪さがたまらない‥「青い花嫁」。ヒモに相応しい苦いストーリー展開にニンマリ「嫉妬」。夢と現実が重なる事で生まれる不安定な世界観にゾワリ‥「二重生活」。外側に目を向けさせつつ ってのが本作の良さ「患者」。上には上があるのね‥「猟奇小説家」の九篇から成る怪奇幻想譚。。お気に入りは「芋羊羹」「患者」。
2018/09/15
coco夏ko10角
ホラーだったりブラックな展開やオチの9つの作品収録の短編集。もう最初の『猫恐怖症』で「おっと…」となってしまった(猫好きだから…)。『芋羊羹』の最後にびっくり。『患者』と『猟奇小説家』がよかった。謎の巻、楽しみ。
2016/06/10
犬こ
ホラーな奇妙な話の短編集。始めからぐいぐい入り込ませるものが多く、我孫子武丸は、やはりうまい。スタート早々「猫恐怖症」は、インパクトありありで、ゾクっと。
2016/05/12
kate
ホラーぽい作品を中心とした短編集。オカルト系のものや猟奇的なもの、妙にエロ描写に力の入ってるものと色々なものが楽しめます。"怪"といってもミステリ色が強いものが多くホラー的な怖さは薄いものの「猫恐怖症」をはじめゾッとする作品が多い印象です。
2014/06/10
B A
15年くらい前に読んで面白かったんで友達にすすめたら『これほとんど官能小説じゃん!』って言われたのを思い出しました笑 確かに謎に官能表現多めでしたね\(^_^)/ 嫉妬って話がインパクト強くて好きでした🎵
2020/11/27
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