母と娘の40年戦争 (集英社文庫)
母と娘の40年戦争 (集英社文庫) / 感想・レビュー
ちゃとら
この本と作家の情報は何も知らないで、BFで気になり衝動買い。長く積んでいた。一卵性双生児の様な吸着、粘着質な母娘関係。母は過去に6歳で亡くした娘を忘れられず、再婚後に誕生した著者を思い通りに育てようと無理難題を押し付ける。再婚の条件も「前妻の娘を独立させ家から出す。」娘が3児の父で競馬の騎手と結婚する時も母は「子供を手元に置かない事」念書を書かせ捺印までさせている。時代背景で複雑な関係が多い事は知ってはいたが強烈な母。そして著者は「気がついたら騎手の女房」の人だった。複雑すぎる愛情は私は拒否反応でした。
2020/02/01
とりみ
吉永みち子さんは テレビのコメンテーターの一面しか知らなかったのですが。 この本を読んで ものすごい濃い母娘の関係に ひいてしまうほど驚き 読んでいて疲れてしまうのだから当事者たちは さぞ疲れただろう。。と思いました。 共依存していたのかもしれないけれど 愛はとても感じられたました。吉永みち子さんの他の本も読んでみたくなりました。
2023/05/13
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