天涯 1 鳥は舞い 光は流れ (集英社文庫)
天涯 1 鳥は舞い 光は流れ (集英社文庫) / 感想・レビュー
tu-bo@散歩カメラ修行中
沢木耕太郎さんの写真集。短い文章、小説の引用が、沢木さんの撮った写真の狭間に置かれている。その文は、写真と直接関係ないものが多いのだけれど、不思議なハーモニーを醸し出している。人や風景、旅の途中で出会ったもの、ピンぼけのものも多いのだけれど、それが又味になっている。旅は永遠の病、そして過程こそが旅なんだろう。<(_ _)> ☆四つ 再読するだろう。<(_ _)>
2015/02/02
kommy
写真一枚一枚は完成された作品とは言えないが、添えられた文章と共に旅の雰囲気を味わうことができる。 「旅とは途上にあること」 「旅もまた舞い降りる」
2017/07/15
ポン
文章はもちろんですが、写真にも味があります。
2023/03/02
kco
地図にない街、夢見た旅、「ここに来ることになっていた」と思える場所と人。旅に出たい、と思うけれど、既に、常に旅をしているんだと思う。ずーっと。日々の仕事も明日のお弁当の準備も、旅の一部と思えば何の苦もない。しかし、「パラダイスは、誰にとっても予め失われている」から、「光は流れ」ているのかもしれない。出会えないひとを夢見て、出会ってウキウキして、別れて落胆してを繰り返す旅。
2015/09/30
FreakyRider
旅ポルノ。バックバックを抱え、汗だくになりながら見上げた景色。そういうものがある。香港の回廊の先に海が見える写真が良かった。見たことあるようで行ったことのない何処か。
2014/06/08
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