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少年のオキテ (集英社文庫)

少年のオキテ (集英社文庫)

少年のオキテ (集英社文庫)

作家
原田宗典
出版社
集英社
発売日
2001-05-18
ISBN
9784087473186
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少年のオキテ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

原田さんらしいエッセイ集。とにかくおかしくて、読みながら何度も笑った。小学生の頃の思い出が書かれていて、自分も同じような経験をしたなと昔のことを思い出した。例えば「とにかく探検すべし」では、家からできるだけ遠くまで出かけて探検の気分に浸ることが書いてある。最後は怖くなって引き返したことも。自分も似た経験があったので、懐かしい気持ちで読んだ。「すぐにその気になるべし」もおかしい。30センチの物差しを刀にして友達と遊んだ思い出が書かれている。その物差しに原田少年がつけた名前が傑作で、笑った。

2018/06/05

真香@ゆるゆるペース

大好きな原田さんのエッセイ。今回は少年時代(小学生の頃)がテーマ。私は原田さんとは世代が違うし少年ではなく少女だったけれど、それでも自分にも身に覚えのあることがチラホラ出て来て、懐かしいなと思いながら読んだ。少年に限らず子供のオキテって、時代は変わってもそれほど大きくは変わっていないように思う。あの頃にはもう戻れないけれど、良い意味での子供心は失わずにいられたらいいな。解説者が原田さんの奥様というのが、また何か良いね。

2018/10/13

美登利

原田さん、お得意のビロウな話は何度読んでも笑えますね。今回はお母様が洋裁師であったことが判明。足踏みミシンで兄妹で取り合いしながら遊ぶ場面にとても、納得。私もやったなぁ、下に入りこんでユラユラ揺らして遊んだよ。最後の解説が奥様のようです。

2013/07/16

Humbaba

例え実際には只のおもちゃであっても、本気になるからこそ面白みを感じられる。そのような時に冷静になって現実を見せてしまえば、急に色あせたものへと変わってしまう。そのことを本能的に理解しているからこそ、子どもの時代には本気になってその世界に熱中する。

2016/10/15

ありょり

面白いことがいっぱい書かれています。声を出して笑ってしまうので、外で読む時はご注意を(笑)こんなクラスメイトいたかもーと、ついつい自分のクラスに原田宗典さん的ボーイを探してしまいました(笑)

2003/08/17

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