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まぶしくて見えない デビューセレクション (集英社文庫)

まぶしくて見えない デビューセレクション (集英社文庫)

まぶしくて見えない デビューセレクション (集英社文庫)

作家
山本文緒
出版社
集英社
発売日
2001-07-19
ISBN
9784087473407
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まぶしくて見えない デビューセレクション (集英社文庫) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

デビューから三作目の復刻版。専業作家になってから初めて書いた本で少女小説のなかで一番好きな一冊にして、唯一達成感のあった作品だという。眩しくて瑞々しくて甘くて切ない。中高生が読んでも面白いと思うし、少女小説と括るのが勿体ないほど大人が読んでも楽しめる。『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞を受賞してから、直木賞を目指して『プラナリア』で受賞、当時からその後までの心境が綴られている巻末エッセイも必見。

2022/01/20

のんき

七生は、高校受験のために、塾に通うことに。そこで、ある人をだんだん好きになっていきます。彼に恋人がいたとしても、「恋人いるの?」と聞けません。彼が好きだけど、「好きだ」と言えません。彼のために高校に合格しようとします。女の子の乙女心が、うまく表現されていました。まぶしくて見えない彼との別れが、せつなかったです。

2017/10/05

coco夏ko10角

読む前はキラキラ青春小説かと。タイトルにあるまぶしいものがそれだとは。クラスメイトの伊戸川くんがいい子だ。

2016/10/23

ちーちゃん

おもしろくて一気読み❣️コバルト復刻版5冊目で、デビュー3冊目、作家自身が好きな作品だったそう☆成績はイイけど運動音痴の七生が通うようになった塾に纏わる連作。ライバルの伊戸川君と親友テルコも一緒に。講師の樺木さんがイケメンでやり手でミステリアス…15歳の不安定な心と夢と恋心♡ドキドキも微笑ましい…コシヒカリとササニシキにはとにかく笑えて。本編もいいけど、あとがきと巻末エッセイが更によかった💗山本文緒さんの生の声と思いを感じた…私がどうして山本文緒さんとその作品が好きなのかわかった気がした会いたかった💕

2022/05/03

水色系

山本文緒さんの本は続きがとにかく気になるな。初期作品はそれに加えてポップで元気がよくて、本作は恋に勉強に切実な様子が初々しくて好き。あと、七生の勉強は得意で運動神経が最悪なところ、中学生の私を思い出させ、まじ頑張れよ…!と心の中でエール送りまくりだった。

2022/12/01

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