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世界青春放浪記 僕が11カ国語を話す理由 (集英社文庫)

世界青春放浪記 僕が11カ国語を話す理由 (集英社文庫)

世界青春放浪記 僕が11カ国語を話す理由 (集英社文庫)

作家
ピーター・フランクル
出版社
集英社
発売日
2002-04-18
ISBN
9784087474350
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世界青春放浪記 僕が11カ国語を話す理由 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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Tadashi_N

自由のありがたみは、自由のない状況を知らないと理解できない。会社の近くに住んでいるので、会えるかも。

2016/02/07

sabosashi

ユダヤ人であること、ハンガリーで生まれたこと、これはまさに二重苦とでもいえるような話。  第二次大戦前、大戦中、にユダヤ人がどんな目にあってきたか、何度でも繰り返して語られるにあたいする。  あまりの過酷さのなかで生きるがゆえ、信仰を喪い、無神論へとはしることになる。  しかしこのピーター、おそろしく頭がよい、まるでお伽噺でも聴いているかとおもうほど、知力を発揮。  その環境の苛酷さに対する個人的能力の卓越、というストーリーでこの本はひとつの文学へと昇華しているともいえる。

2019/06/02

柏もち

ハンガリー出身の数学者で大道芸もするユダヤ人の、半生を綴った自伝。共産党圏の生活についても詳しく書かれている。また祖父、父、他様々な数学者の過去についても語っている。面白いのは前半分で、とくに著者の父の話が興味深い。彼ほどの度胸と機転と知識がなければ死ぬというのだから、ユダヤ人に頭の良い人が多いのは必然だと思った。著者の父と比べると、著者からは不思議と日本のゆとり世代と同じ香りがする。そして最後にこの本についてどうしても言いたいことは、もっといい表紙はなかったのか?ということだ。

2016/02/29

草々

以下の二つの言葉が強く私の心をつかんだ。『人間を人種によって区別するのは間違っている。人と人を区別するのは国や民族や人種ではなく、生き方や考え方だ』『誰にでも必ず他人より優れた部分があるというのは、信じるに値する事実ではないだろうか。それを捜しだし、伸ばして行くことこそ、その人自身に課せられた責任だと僕は思う』この二つだ。あらゆる経験に揉まれ、吐き出された彼の言葉からは毅然とした説得力を感じずにはいられない。「人間は複数の人を愛せるし、男一人に女一人という理論は自然の法則ではなく法律が決めた事」これも。

2016/01/19

たか。

彼が日本に来た理由も知りたくなった。ユダヤ人の差別の話は興味深いというか、闇が深いというか。。。酷い話だと思った。ちょっと不思議だったのが、ヨーロッパにおいてユダヤ人とユダヤ人以外ってどうやって見分けているの?見た目?言葉?態度?ちょっとその辺の謎が残りました。

2014/10/17

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