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ステージドアに踏み出せば (集英社文庫)

ステージドアに踏み出せば (集英社文庫)

ステージドアに踏み出せば (集英社文庫)

作家
佐々木譲
出版社
集英社
発売日
2002-06-20
ISBN
9784087474596
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ステージドアに踏み出せば (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ken_sakura

面白かった。良い意味で深刻過ぎず、読み易かった。ある劇団の新作オーディションの物語。オーディションに応募した数人の女性と審査員の一人が視点者。佐々木譲の著書で傍流と思う今作でも、とても佐々木譲の小説を読んだ気持ちになれた。結局佐々木譲らしくなる、という本質的な部分で器用だと思う。佐々木譲を好きな人に「これも如何?」とオススメしたくなるような本でした。「南の風にモーニン」より、少し読み易く洗練されてる印象。

2015/04/28

みさわ

(あらすじより)ある劇団の新作舞台オーディション。そこには、それぞれの想いを抱える4人の女性が参加していた。女優デビューに野心を燃やす真紀、役者としてのステップアップを目指す薫子、心の病を抱えるあでや、演技の道を諦めるべきか迷う純子。彼女たちの熱く静かな闘いが、今、幕を開ける。

2014/06/09

Ukati

四人の娘たちの芝居を想う気持ちを絡ませながら進むライトノベル的なお話。

2018/03/19

koba

これまで警察ものばかり読んできたが、最近「屈折率」を読み作者の引き出しの多さに認識を新たにしたばかり。ほかにどんな分野のものを書いているのか興味がわき図書館から借りてきたのが本作。舞台オーディションを通して描いた4人の女優志願者の群像。それぞれ個性的で、人となりが巧みに描かれている。15年前の作品だが、女性的の視点でも作品がかけることに新たな驚きを禁じ得ない。

2014/09/05

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