会津士魂 続1 集英社文庫 さ 5-28
会津士魂 続1 集英社文庫 さ 5-28 / 感想・レビュー
まきまき
「会津士魂」13巻より、むしろこちらのほうが「鶴ヶ城落城」という感じ。ただ、13巻から引き続き、藩士や家族の悲惨なエピソードを詰め込もうと筆が勇むのか、時系列や人物が頻繁に飛ぶのでちょっと読みづらかった。「榎本艦隊」の章に至って、ようやく落ち着いて人物に沿った物語展開になった。 それにしても、いくら見せしめとはいえ、戦死者の屍体を野晒しにする仕打ちは酷すぎる。痛ましい会津の敗北を経て、舞台は蝦夷へと向かう。それにしても、奥州の雄・仙台藩が会津を支えて徹底抗戦していたらどうだったろうと考えてしまう・・・
2017/10/15
東森久利斗
重大な歴史誤認、信じられない信じたくない、非人道的、1960年代以降流布した埋葬禁止説。略奪、蹂躙、残虐、厚顔無恥で極悪非道な行為が横行していたことを裏付けるさもありなんの流言。会津愛からの盲信か? 確信犯か? いくらなんでもひどすぎ、薩長に同情。改訂すべき。敗者の生きざまを近代日本が如何なる犠牲のうえに成立し、負債として現代に受け継がれているか。膨大な文献、史書、遺談を通してその実相に迫る。
2024/01/19
半べえ (やればできる子)
★★★
2016/01/29
森永倶莉子
【図書館】
2013/05/07
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