贅肉 短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 (短篇セレクション) (集英社文庫)
贅肉 短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 (短篇セレクション) (集英社文庫) / 感想・レビュー
アコ
4篇収録の短篇集。短篇セレクション-サイコ・サスペンス篇Ⅱとのこと。んー大好物である小池さんのこの手の短篇集なのになぜかそこまでグッと来ず。とはいえ決して嫌いではない。期待値が上がってるのかな?たぶんそう。解説は夫婦で直木賞で有名な夫の藤田宜永さん。「彼女の小説には凝った比喩、奇を衒った表現、アフォリズムというものは極めて少ない。淡々と平明な文章で情景を綴っていく」という言葉に頷き、だから好きなのね、と改めて。巻末に年譜がついていたのもファンとしてはうれしい。まだまだ読みたいものがたくさんだなぁ!
2016/02/23
mami
歪んだ心理にスポットをあてた短編集。ぞっとしつつも完全否定が出来ない辺り、自分自身も歪んでいるという証拠か。
2018/02/18
そのぼん
心理的な恐怖を描いた短編集でした。表題作の『贅肉』と『どうにかなる』が、スパイスがきいていて、ゾクッとさせられました。
2012/06/21
菟原手児奈
「刺繍の家」がとてもゾクゾクしました…。 ハズレなしのゾッとする短編集でした。
2017/11/20
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
背筋が凍るような怖さ。凄まじい狂気もあり、サイコ・サスペンスというだけある。けど、小池真理子は短編より長編の方が好きだなと思う。
2014/05/22
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